冬の隠れた重要アイテム!スノーグローブの選び方とおすすめの10組

冬山も安心、編集部おすすめのスノーグローブ

ここではまだ厳密なテストは行っていませんが、スペックと試着したなかで特におすすめのモデル10組をご紹介します。詳細比較テストは近いうちに公開予定ですので乞うご期待!※価格は2018年1月現在

冬山でのアクティビティ全般で使いやすい万能型グローブ

Arc’teryx アルファ AR グローブ

冬山でのオールラウンドな使用を想定したクセの少ないモデル。GORE-TEX®による優れた防水透湿性、特長に合わせた二種類のPrimaLoft®による保温性と手先の動かしやすさのバランスの良さは同ブランドのなかでも随一です。グローブの裁断もほぼストレートで素直だし、袖も十分な長さ、掌から甲にかけてのレザーによる補強もしっかりしているので縦走・クライミング・スキーと幅広く使えるでしょう。インナーが一体型なのが個人的には残念。

「ソフトシェルライナー + 防寒GORE-TEX®アウター」の破壊力

Black Diamond ヘリオ

このインナーとアウターの組み合わせは、個人的に今まで待ち焦がれていたパターンかも。というのも、冬山ではグローブをつけたまますべての作業をこなすことは実際には不可能なわけで、インナーグローブでの作業がどうしても多くなる。そこへきて耐久性と撥水性がそこそこあるソフトシェルライナーであれば、アイゼンやスノーシュー、スキーシールの付け替え時などに雪や摩耗から防げるという寸法です。アウターももちろん防水透湿のGORE-TEX®、保温にPrimaLoft®と盤石。今後の新しいスタメンになるかもしれません。

数あるエントリーモデルのなかでも群を抜いたクオリティのセパレート型グローブ

Black Diamond ソロイストフィンガー/ソロイスト

初めて購入する1組として激しくおすすめ。他ブランドでも同じようなベーシックなモデルはたくさんありますが、個人的には最も作りがよくコストパフォーマンスが優れていると感じています。まずシェルとインナーが分離するセパレートタイプであること、ライナーに使用されているPrimaLoft®Goldはダウンに対抗する化繊素材として防寒着にも多く使われる高機能断熱素材。しなやかなゴートレザーで補強もまずまず。2組目3組目と買い足していくと5本指モデル(ソロイスト)は見劣りしていきましたが、保温力高めな3本指(ソロイストフィンガー)は今でも寒さが気になる季節に重宝しています。

確かな技術を受け継ぐ国内工場生産の逸品

finetrack エバーブレスアルパイングローブ

昨年あたりから高品質な国内工場生産に完全移行したfinetrackの最新冬山向けアルパイングローブ。だからかどうかは定かではありませんが、ストレスのない裁断によって指先の間隔は他と比べても非常に繊細です。おなじみの防水透湿素材エバーブレスをアウターに採用し、手のひらや甲にもしっかり補強がなされています。またミッドレイヤーの撥水機能を備えた3層構造の生地を使い、単体で利用もできるほどの完成度。メーカー的にはさらにインナーグローブ(別売)を合わせて完璧なレイヤリングとしていますが、それがなくても十分機能しそうです。バックカントリーに特化するならば手のひらをレザーで補強したエバーブレススノーグローブもアリ。

高い保温性と透湿性を両立させた新素材Polartec® Alpha®を本格採用

MONTANE Alpha Glove

米軍特殊部隊の要請で開発された、驚くほど軽量かつ保温性と通気性を両立させた最新素材Polartec® Alpha®は、その驚くほどの高パフォーマンスが話題となり、ここ数年で特に冬の防寒着に採用するブランドはうなぎ上りです。その注目の素材をグローブに実装した(おそらく)唯一のモデルがこちらのアルファグローブ。アウターにはしなやかなソフトシェルであるschoeller®3XDRY®とインサレーションPrimaLoft®Gold ECOで保温性と操作性を確保。超軽量で(一体型ゆえに)操作性は抜群、そして常にドライで滑り難いという特長から、常に手先がアクティブなアルパインクライミング等には最適でしょう。

重厚な作りにもかかわらず手頃な価格が魅力のスノーグローブ

Mountain Hardwear クラウドシーカーグローブ

手のひらから高までしっかりとレザーで補強され、メイン生地も70×160Dとわりとしっかりした生地を使った、クライミングにも強い耐久性を備えています。断熱素材にはブランドのフラッグシップ素材であるサーマルQエリートインシュレーションを採用と、かなり本格仕様ですが、価格は他ブランドと比較してもかなりお買い得です。「スティミュラス」という独自の機構によってアウターからでもスマホ操作が可能という機能もイケてます。

全方位に隙なし、オールマイティな用途で使いやすく価格も手頃な優等生セパレート型グローブ

OUTDOOR RESEARCH ARETE GLOVES

グローブの世界では存在感抜群のアウトドアリサーチにはいいグローブがたくさんありますが、より万人におすすめできるのはこの定番スノーグローブです。軽くて厚すぎないGORE-TEX®とソフトシェルで構成されたアウターは操作性も抜群。また取り外し可能なライナーグローブや使いやすいリーシュコードなどもよく考えられていて好感触。Black Diamondのソロイストと並んで1組目に購入するべきグローブ。

極上の快適さはバックカントリースキーの世界における神品

HESTRA 3-FINGER GTX FULL LEATHER

北欧スウェーデンで100年近く続くグローブ専門ブランドの伝統的な皮革素材による三本指グローブは、バックカントリーに疎かった頃には正直見向きもしませんでした。ただ初めてはめてみた時の、その明らかに他と違う極上の着け心地には脱帽で、多くの熱狂的な支持者がいることも瞬時に納得できるものでした。このモデルはそうしたHESTRAの揺るぎない長所部分を活かしつつ、インナーにGORE-TEXメンブレンをはさむことでさらに防水透湿性を高め、よりハードなシーンにも応える作りとなっています。アルパイン用途としてはややクセがありますが、スキー用途ではやはり憧れの1組です。

【番外】アウター・インナーを自分好みでムダなくチョイスする”カスタマイズ派”に最適

ISUKA ウェザ-テック オ-バ-ミトン

このグローブはインサレーションも、インナーグローブも付いてない、防水透湿シェルのみという非常にシンプルな作りのグローブです。グローブといえばインナー(保温素材)とアウターがセットになっているものばかりではありません。かつて自分が大学ワンゲルにいた頃は厚手のウールやシンサレートの手袋の上にこのアウターを被せて冬の手先を守っていました。こうする最も大きな理由のひとつはまず費用が安く抑えられるということですが、それだけではありません。そもそも冬には予備の手袋などを何組ももっておく必要があり、その上結構すぐ擦り切れたりしてしまう消耗品でもあります。その度に新しいセットを買っていたのでは実際のところ無駄が多くなりますが、この方法ならばその無駄を省くことができます。確かに見栄えは少々悪いかもしれませんが、そこさえ気にしなければ、実はかなり賢い選択だと思いませんか?

 

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