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【速報】モンベル2026秋冬新作レポート:新素材「クリマエア ライト」、七分袖「EXダウン」、EX サーマラップシリーズ「Vネック & ラウンドネック」、3in1ウェアなど注目アイテムをピックアップ!

これから夏シーズン最盛期を迎えようとする中、各ブランドはすでに冬に向けての準備を進めています。今回はモンベルの2026年秋冬の展示会を取材させていただきました。

今回のモンベルの展示会も情報が盛り沢山です。新シリーズ「クリマエアライト」や1つで何役もこなす3 in 1ウェア、エントリー層にうれしいスノーウェアなどなど。語り尽くせないほどのボリュームでしたので、気になる製品の中から気になった製品を抜粋して紹介させていただきます。

エントリー層にうれしい中綿入りアルパインウェア:パウダーポップパーカ & パウダーホップパンツ / ビブ

これまでは登山用とスキー・スノーボード用でグループ分けをしていなかったモンベルですが、昨シーズンからアルパインウェアとスキー・スノーボードウェアが明確にグループ分けされました。

スキー・スノーボード用ウェアから、厳冬期のスノースポーツに適したジャケットがモデルチェンジされます。パウダーポップパーカは、シェル素材にモンベル独自の防水透湿素材「ドライテック(2レイヤー)」を使用し、中綿には同じく独自素材のエクセロフトを封入することで、高い保温性を持たせたウェアです。

パンツはビブタイプとパンツタイプから選択可能。シェル素材はジャケットと同様のスーパードライテックを使用し、中綿はポリプロピレン・マイクロファイバー65%と、強度を保つためのポリエステル糸35%で構成されたシート状のシンサレートが採用されています。雪が侵入しにくくずり落ちのストレスがないパウダーホップビブパンツは、初心者にもおすすめです。コスト面も魅力的で、市場では物価高騰による値上げが続く中、非常に手に取りやすい価格設定になっています。

雪面に接することが多い場所に中綿を封入した実用性の高いGORE-TEXインシュレーテッド アルパインパンツ

GORE-TEXインシュレーテッドアルパインパンツは、雪面に接することが多いお尻まわりと膝まわりにのみシンサレートの中綿を封入したハイブリッドモデルです。アルパインパンツのためスキーブーツには対応しない登山向けのパンツで、生地には信頼性の高い2レイヤーのGORE-TEXメンブレンを採用し、エクストリームな環境へチャレンジするユーザーにとって頼りにできるパンツでした。

雪上での使用に適した滑り止め(アンチグリース)性能を備えた表地を採用。滑らかな長繊維にねじりを加えることで小さなクリンプ(縮れ)を持たせた繊維を使用しており、繊維一本一本のねじれがもたらす生地表面の微細なシワが、雪面での滑り止め効果を発揮してくれるパンツです。

お得感がすごい!3in1 フロストダウンパーカ & 3in1 フォールラインパーカ

シェルジャケットとインナーダウンがセットになった3in1 フロスト ダウンパーカ3in1 フォールラインパーカは、それぞれ単体での着用はもちろん、2つを連結して中綿入りジャケットとしても使える便利な3 in 1仕様のスノースポーツ用ジャケットです。3in1 フロスト ダウンパーカにはインナーに天然素材のダウンを使用し、3in1 フォールラインパーカはインナーに化繊素材のエクセロフトを使用が使用され、汎用性の高いラウンドネック仕様。封入量を抑えめにすることで、必要な保温性を確保しながら普段使い(デイリーユース)もしやすいデザインに仕上げています。

アウター生地には独自素材の3レイヤー スーパードライテックを採用しており、本格的なアウトドアフィールドでも頼れるスペックを誇ります。これ一着あれば、天候やシーンに合わせて幅広く着回すことが可能です。

3in1 フォールラインパーカ。インナーはラウンドネック仕様

単体でも着回せるシェルとインナーダウンがセットで手に入るフロストダウンパーカは、コストパフォーマンスの高さも魅力。「この価格で大丈夫?」とこちらが心配になってしまうほどで、圧倒的なお得感を感じられる一着です。

3in1 フロスト ダウンパーカ。3通りで使えるため汎用性が高い

実用性の高いリバーシブルダウンウェア「コロラドダウンパーカ」がアップデート

フラットで落ち着いた面とキルト面で、二通りのデザインが楽しむことができるリバーシブルダウン、コロラドダウンパーカがアップデートされます。封入するダウンを800FP EXダウンにアップデートすることで少ないダウンで保温性を確保し軽量化することに成功。

表面に一枚生地を加える三枚差し構造で、高い保温性・防風性を発揮してくれ、コロラドダウンパーカはフィールドも日常もOKなジャケットで、コロラロシリーズとしてラインナップされているベスト、コートもアップデートされています。

EX サーマラップシリーズにVネック & ラウンドネックが追加

絶妙な保温力を持つEX サーマラップシリーズ。そのシリーズに、フードレスかつ襟も廃したVネック & ラウンドネックモデルが追加されます。レイヤリングにおいて渋滞しがちなフードや襟元。そのストレスをVネック & ラウンドネックが解決してくれます。Vネックはメンズ、ラウンドネックはウィメンズの展開となっており、首元がすっきりしているためタウンユースでも違和感なく使えます。

メンズはVネック

中綿にはストレッチ性を備え、濡れにも強い化繊素材のエクセロフトを使用しているため、冬山では中間着として、サマーシーズンなら防寒着としても活躍してくれます。

平均重量は170gと軽量なためどこにでも持っていきやすく、重宝してくれる一着です。

農業で働く人のニーズに応える七分袖のスペリオダウン / U.L.サーマラップ ジャケット

長袖よりも短く、半袖よりも長い「7分袖」のモデルが、スペリオダウン / U.L.サーマラップ ジャケットから登場します。

7分袖という発想は、水仕事をする人からのユーザーボイスを取り入れて設計されたとのこと。水仕事や巻き込みの恐れのある機械を扱う仕事などでも袖が邪魔にならないギリギリの長さを採用しています。半袖よりも保温範囲が広く、冬季の作業時の防寒をしっかりサポートしてくれます。

こちらはU.L.サーマラップ ラウンドネック セミロングスリーブ ジャケット
スペリオダウンは襟までカバーする仕様

登山やハイキングなどのアウトドアシーンでも、3シーズンの防寒着として7分袖のスペリオダウン / U.L.サーマラップ ジャケットが活躍してくれそうです。

空気をまとう新シリーズ「クリマエア ライト カーディガン・ベスト・ロングスリーブT」

驚くほど軽く、しなやかで肌触りは抜群の新シリーズ「クリマエア ライト」は毛足の長い繊維が空気を多く蓄えるため、保温性に優れ、生地の編み目を広く粗めに編むことで高い通気性を備えます。素肌にそのまま着ればベースレイヤーのような使い方ができ、風をシャットアウトすれば保温力を発揮する画期的な素材です。

通気性が高いのがわかる透けるほどの生地

バリエーションはベスト、ロングスリーブ、カーディガン、パンツがありますが、中でもカーディガンが使い勝手も良さそうでした。製品の機能性も魅力的ですが、クリマエアライトは競合に比べると目を疑うような低価格設定になっており、コストパフォーマンスも非常に魅力的です。

汎用性が高いクリマエアライト エアをインナーに使った3in1 トレールシェルジャケット

クリマエアライトをインナーに使用したジャケットも登場します。この3in1 トレールシェルジャケットはボタンダウンではなく、ジッパー式のカーディガンをインナーに採用し、シェルジャケットと接続することで季節や気温の変化に応じて3通りの使い方が可能になっています。

3in1 トレールシェルジャケットはボタンダウンではなくジッパー式

クリマエアライトを使った「クリマエア ライト ウォームアップシーツ」も登場

ウェアだけでなく、シーツも登場。クリマエア ライト ウォームアップシーツは、メーカーのテストによるとスリーピングバッグ使用温度を約3℃向上できるとのこと。所有しているスリーピングバッグの保温力に不安がある時などにプラスする使い方はもちろん、しなやかで肌触りが良いため、睡眠の質を向上させる目的で取り入れるのにも良さそうです。

カラーは視認性の高いイエロー

サマーシーズンの低山なら、このシーツとシュラフカバーの組み合わせだけで快適に過ごせるシーンもありそうです。また、山小屋泊の際にインナーシーツとして携帯するなど、一つあると何かと活躍してくれそうです

ゆとりをもたせたシルエットに見直された「サニーサイドパンツ」

伸縮性のあるストレッチ素材を使い、耐摩耗性と速乾性に優れたサニーサイドパンツ。通常モデルよりもヒップや太もも周りにゆとりを持たせたシルエットに変更され、さまざまな用途で幅広く着用できる万能パンツです。ゆったりとした履き心地へとアップデートしつつ、裾にかけてテーパードがかかっているため、足さばきの邪魔にならない設計になっています。

淡いピンクのカラーリングもGood(こちらはウィメンズカラー)

生地は中厚手の「サニーサイドパンツ」と、厚手の「サニーサイドパンツ サーモ」をラインナップし、使用目的や好みに合わせてチョイスが可能です。ブランドロゴがヒップの目立たない箇所に配置されており、リラックスフィットとなったサニーサイドパンツは日常着としても違和感なく着用できそうです。

メリノウールアンダーウェア「スーパーメリノウール L.W.スリーブレスシャツ」にVネックとスリーブレスが追加

スーパーメリノウール L.W.シリーズにスリーブレス、Vネックが新たにラインナップに加わります。ライトグレーはYシャツや白いシャツに対して透けにくく、日常着や仕事着のアンダーウェアとしても着やすいカラーです。

トップスに薄手で明るい色を選ぶ人にとって、このライトグレーは透けにくく魅力的な選択肢。素材はメリノウール85%にポリエステル15%を混紡しており、天然素材のメリットを最大限引き出しつつ、メリノの弱点を化繊がカバーする構造です。薄手(L.W.)の生地感なため、一年を通して着用できます。

肌触り抜群のシルクパンツが復活:スペリオシルクトランクス

肌触り、着心地の良さで言えばメリノをも凌ぐのが「シルク」です。高級素材でもある天然繊維のシルク100%の生地を使用したシルクを使ったアンダーウェアが復活します。サラサラとした生地感で非常にしなやか、伸縮性もあるシルクのアンダーウェアは触ってみただけでも極上の着心地であることが想像できました。

メンズはトランクス、ウィメンズはショーツ、アクティブショーツをラインナップ。フィールドで使うことを想定するのであればメリノや化繊が性能面で軍配が上がりますが、このシルクのアンダーウェアは日常を快適にしたい人におすすめの一枚でしょう。

冬季登山向けアルパインブーツ:アルパインクルーザー2800 & 3000が素材とフィット感を新たにアップデート

モンベルの冬季登山向けアルパインブーツにおける最高峰「アルパインクルーザー3000」、およびそれに次ぐ「アルパインクルーザー2800」が、素材を刷新してアップデートされます。

左がアルパインクルーザー3000、右がアルパインクルーザー2800

アッパーには耐久性・断熱性に優れる厚手スエードレザーと、モンベル独自の防水透湿素材「ドライテック」を採用。ソールには高いグリップ力を誇る独自開発の「トレールグリッパー」を搭載しています。厳冬期用ブーツで絶大な信頼を得ているGORE-TEXではなく独自素材を採用した点からも、ドライテックの完成度に対する強い自信がうかがえます。

機能面も本格的な厳冬期の登山に対応できる仕様で、前後コバを備えワンタッチ・セミワンタッチアイゼンの双方に対応。保温材のシンサレートが優れた断熱性を発揮し、極寒の環境でも足元の冷えを強力に防ぎます。ワイドモデル(足幅広め)もラインナップされているため、自分の足型に合わせた最適なフィット感を選べるのも魅力です。

GORE-TEX信奉派の方には意見が分かれるポイントかもしれませんが、他社の厳冬期用ブーツと比べても圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、非常に手に取りやすい価格設定となっています。

軽量化重視のアルミアイゼンがモンベルからも登場

冬山の必需品である「アイゼン」。軽量なアルミ製の10本爪アイゼンが登場します。

厳冬期の雪と氷、岩がミックスされた急登斜面など過酷な環境では、クロモリ製の高剛性アイゼンが必須ですが、そこまでの環境ではない雪上歩行や起伏の穏やかなルートであれば、軽さを優先してアルミ製を選ぶのは非常に魅力的な選択肢です。BC(バックカントリー)ツアーで万が一に備えて携帯する際や、危険箇所の少ない山であれば、アルミ製アイゼンが重宝するでしょう。

ワンタッチ、セミワンタッチに対応するモデルが揃っているほか、ワイドモデルも展開されているため、さまざまなブーツに合わせることができます。

ワンタッチでレンズ交換可能なゴーグル

近年、ワンタッチレンズ交換やヒートプレートによる防曇機能など、先進的な機能を備えたゴーグルが注目を集めていますが、モンベルからもついに「ワンタッチでレンズ交換ができるゴーグル」が登場します。

視界を広く確保できる大型フレームを採用しつつ、日本人の頭部形状データに基づいて設計されているため、顔のラインに吸い付くような抜群のフィット感を発揮。レンズはPL(偏光)、HD(高精細)、ノーマルの3タイプが用意されており、天候やコンディションに合わせて瞬時にレンズを切り替えられます。

また、高い防曇性能を誇るアンチフォグシステムとベンチレーションの相乗効果で、常にクリアな視界をキープ。シリコン加工が施された裏地ベルトにより、ヘルメット装着時でも滑りにくく、ゲレンデからバックカントリーまで幅広いスノースポーツで頼りになるアイテムです。

より軽量化されたスノーショベル:アルパインスノーショベル / コンパクトスノーショベル

アルパインスノーショベル / コンパクトスノーショベルが、より軽量にアップデートされます。ブレードに穴あき加工を施し、わずかにサイズを変更し、素材の厚さを見直すことで、コンパクトスノーショベルは590gから485gに軽量化されました。より実用的で使いやすいアルパインスノーショベルも、790gから645gへの軽量化に成功しています。

必要な装備を背負って滑走するBCスキー・スノーボードでは、背負う荷物が少しでも軽くなれば滑走の際の影響を減らせるため、軽量な道具は非常に魅力的です。

ファン必見!ブランドデザインが施された温度計 / コンパス & モンタベアが刻印されたかわいいカップ

モンベル限定の可愛らしいギア&グッズも要チェックです。

フィンランド発のアウトドア食器ブランド「クピルカ」のコーヒーカップに、モンベルの公式マスコットキャラクター「モンタベア」をあしらった限定モデルが登場。木粉とポリプロピレンを混合したクピルカならではの温もりある風合いに、モンタベアのデザインが驚くほどしっくりと馴染んでいます。

また、キーホルダータイプの温度計やコンパスでおなじみの「サンカンパニー」からもモンベル限定モデルがラインナップ。バリエーション豊かなデザインが揃い、ルーペ機能を備えた便利なモデルも用意されています。どちらもモンベルファンならぜひ手に入れておきたいコレクションアイテムです。

まとめ:価格高騰の時代に争い続けるモンベルはすでにアウトドアを楽しんでいる人はもちろん、これから始めたいと思うエントリー層まで寄り添うブランドに

あまりのボリュームの多さにびっくりしてしまう展示会でした。この記事で紹介した製品は新作の中から気になるものをピックアップしているため、実際にはより多くの新作、リニューアル製品が発売されます。

冬山に必要な道具はどれも高価で、一式を揃えるだけでも大きな予算が必要です。これから冬山にチャレンジしたいエントリー層や、経年劣化による買い替えを考えるベテラン勢にとって、道具の購入費は大きなハードルであり、挑戦を躊躇したり断念したりする原因にもなり得ます。道具の準備がハードルとならないよう手頃な価格に設定することで、多くの人に挑戦の機会を提供しようとするブランドの強い意志や姿勢が感じました。

内容が莫大だったため、ひとつひとつの製品について詳細の説明は省きましたが、紹介した製品は今後「実践レビュー」としてこのサイトで取り上げていく予定ですので今後の情報もお見逃しなく!

執筆:Yosuke.C(ヨウスケ)

不便にならない程度に「できるだけ軽く」をモットーにバックパックひとつで行動する人。

春から秋にかけては山奥のイワナを追いかけて渓流へ釣りに。 地上からは見ることのできない絶景を求めて山を歩き。 焚火に癒されたくてキャンプ。 白銀の山で浮遊感を味わいにスノーボード。

20年以上アウトドアを嗜み、一年中アウトドアを自分流に楽しむフリーランスのライター。数十以上のアウトドア系WEB媒体での記事執筆経験をもとに、自身の経験や使ってみて良かった道具を発信していきます。

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