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登山・キャンプ目線で厳選。-30℃対応防寒ウェアから待望のハーフジップメリノまで、ワークマン2026秋冬展示会で見つけた「本当に山で使える」新作アイテム候補たち

アウトドアウェアも漏れなく価格が高騰している中、依然として低価格を維持し、私たちの味方であり続けてくれるワークマン。そんなワークマンの2026年秋冬展示会へ行ってきました。

新宿にある特大のイベントスペースにて行われた展示会で発表されていたのは、寒暖差の激しい山で活躍しそうな断熱ジャケットをはじめ、中綿を使わない極寒対応ジャケットや、さらにはなんとマイナス30℃までカバーできる超防寒ダウンまで、相変わらずいろいろな意味で発想が異次元過ぎる新作防寒ウェアの数々。決してアウトドアの王道というわけではなくとも、山に応用することで十分活躍できる、楽しみなラインナップが目白押しでした。

それでは早速、想像を上回る進化を遂げた製品たちの模様をレポートします!

ワークマン2026秋冬の目玉製品、「X Shelter エックスシェルター」シリーズ

この展示会の目玉アイテムは「X Shelter 」シリーズの新作です。X Shelterという名の製品はすでに存在しており、レインジャケットやレインパンツはこのOutdoorGearzineでも過去にレビューをしています。

そのX Shelterシリーズに今回加わるのは「断熱」に特化したシリーズ。α(アルファ)、Σ(シグマ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)の4つのシリーズがラインナップに加わり、「断熱」という共通のコンセプトを基にそれぞれが異なる特徴を備えたウェアとなっています。

マイナス30℃まで対応!シリーズ中もっとも保温力の高いX Shelter Ω(オメガ)

シリーズ中もっとも高い断熱性能を誇る「X Shelter Ω(オメガ)」。見た目からもかなりの保温力があることが伝わるこの「プレミアムギガパフハイフロントダウン(管理番号:36310)」は、中綿にポリエステル・ダウン・フェザーを使用し、部位によってその配合を調整しています。そこに複合的な特殊骨格素材を組み合わせた、新技術の「複合断熱オメガシート」を追加することで、断熱性能を最大限まで高めています。

この「X Shelter 断熱Ωシート」は、ミクロ粒子の特殊独立気孔により断熱層を形成し、航空宇宙技術のエアロゲル粒子とPCM(相変化物質)を使用して特殊骨格構造を形成。多重空気層を生み出すことで、高い断熱性を保持してくれます。

袖を通してみると、その保温力は一目瞭然。これさえあれば極寒の環境であっても寒さを感じることなく過ごせそうです。ワークマン製品のコスパの高さは周知の事実ですが、これだけの断熱性能を誇りながら15,000円という驚異的な低価格には改めて驚かされます。アウトドアブランドのハイエンド防寒ウェアと比較しても、およそ10分の1ほどの予算で購入できるのは本当に魅力的です。

プレミアムギガパフハイフロントダウン(管理番号:36310)

冬キャンプの強い味方となってくれるか。オンライン限定でX Shelter Ω(オメガ)のシュラフもラインナップ

オンライン限定ではありますが、X Shelter 断熱Ωシートを使ったシュラフも登場予定。こちらは展示会で実物は見ることができなかったものの、その実力は高そうで、これから冬キャンプを始めたい人にとっては間違いなく候補に入りそうなアイテムです。

エアロゲル内蔵で中綿がなくても驚くほど暖かいX Shelter β(ベータ)

エックスシェルター断熱βライトウォームジャケット(管理番号:36285)

「X Shelter β(ベータ)」の最大の特徴は、宇宙服にも使われる高度な断熱材「エアロゲル」を組み込んだ新素材を採用している点です。

厚手の中綿を詰め込まなくても外気の冷気を強力にブロックできるため、「薄手なのに着た瞬間から驚くほど暖かい」という新感覚の保温力を実現しています。

さらに、素材自体にしなやかなストレッチ性や柔軟性があるのも大きな魅力。着ぶくれしないすっきりとしたシルエットはレイヤリングの邪魔をせず、体の動きにしなやかに追従してくれます。登山などのアクティブなシーンでも大活躍してくれそうな一着でした。

全天候型シューズ、AMAYOKEモックはデザインも良く日常からキャンプまでヘビーユースできそう

エックスシェルター断熱βアマヨケモック(管理番号:56320)

X Shelter β(ベータ)シリーズには、ジャケットタイプや日常使いにぴったりなコート、キャップにグローブなど多彩なラインナップですが、目を惹くデザインで気になったのがAMAYOKEモック(管理番号:56320)です。スタイリッシュなデザインはアウトドアライクなコーディネートにぴったりで、キャンプシーンにバチっとハマること間違いなし。

エアロゲル内蔵の断熱シートにより足先の冷えを防いでくれそうです。

独自の発熱綿による保温性と蒸れにくさのバランスが取れたX Shelter α(アルファ)

エックスシェルター断熱αウォームジャケット(管理番号:36280)

独立気孔断熱を形成した特殊断熱シートを使用し、光を吸収して繊維に蓄え発熱する「吸光発熱機能」の中わたを採用することで、着た瞬間から暖かい「X Shelter α(アルファ)」シリーズ。

なかでも「X Shelter α ウォームジャケット(管理番号:36280)」は、肌触りがしなやかで柔らかく防風性も備えているため、ミッドレイヤーとしてもアウターとしても活躍してくれそうです。

自ら発熱する綿を使用しているため、運動量の多い行動着として用いるのは少し暑すぎるかもしれませんが、テント場での停滞時の防寒着としては重宝するはず。X Shelter Ω(オメガ)ほどの極寒仕様を必要としない方にとって、よりリーズナブルに入手できるこちらのαシリーズは要チェックのアイテムです!

会場で行われていた撥水性能のデモンストレーション。エックスシェルター断熱α防水防寒ジャケットは15,000mmの耐水圧を誇ります。

外気温30℃から5℃まで対応、暑さも断熱するX Shelter Σ(シグマ)

「断熱」とは寒さに対してだけではありません。年々猛暑が厳しくなる中、暑さに対する断熱の必要性も高まっています。そこで「X Shelter Σ(シグマ)」は、外気温「30℃~5℃」までをカバーするというコンセプトで開発された「寒暖差」対応ジャケット。年間通じて幅広く活躍することを狙った断熱シリーズです。

Outdoor Gearzine的に、実は登山など動きの激しいアウトドア的にはこの「Σシリーズ」が最も有望な製品なのではないかとひそかに狙っています。

エックスシェルター快適断熱Σ撥水テックフーディ(管理番号:67943)

搭載されている「ミクロボイド構造(0.45mm中空構造の断熱素材)」は、暑い時には遮熱・放熱・気化冷却性を発揮し、寒い時には蓄熱・低熱伝導・保温性を発揮する優れもの。さらに「アクティブソーラー構造」により、UVカット・遮光・近赤外線カットで光を遮ることで熱をカットします。また、「アクティブドレイン構造」による透湿・吸水拡散・保水・速乾・肌離れなどの水分・湿度コントロール機能で、ウェア内の快適さをしっかりと維持してくれます。

「断熱・断光・断湿」の3つを兼ね備えた、まさに夢のような高機能ウェア。スペックと価格面を見る限り文句なしの仕上がりで、実際のフィールドでの使い心地が非常に気になるところです!

山シャツとしても活用できそうなロングスリーブシャツ、カーディガンもかなり気になる

「X Shelter Σ(シグマ)」シリーズには、日常からアウトドアシーンまで幅広く活躍してくれそうなシャツもラインナップされています。

シンプルなカラーリングのスナップボタンシャツは、すっきりとした見た目でありながら、通気性を高めるベンチレーションや襟を立てて固定できるディテールを備えるなど機能面もバッチリ。

エックスシェルター快適断熱Σテック長袖シャツ(管理番号:23209)

肌寒い季節の低山登山やハイキング、普段使いの羽織りとしても非常に重宝しそうな一着でした。

もはや定番。メリノアンダーウェアも「ハーフジップモデル」に「超厚手モデル」が追加

着心地抜群で、自分自身も冬の日常からハイキングまでアンダーウェアとしてヘビーユースしているワークマンのメリノシリーズ。肌触りや機能面も含めて文句のつけようがなく定番中の定番ですが、今季は厚手生地の「ハーフジップモデル」が新たに追加されます。

メリノウール100ミドルウェイト長袖ハーフジップ(管理番号:11773)

メリノウールは“天然のエアコン”と呼ばれるほど調湿性に優れた素材ですが、アクティブに動くシーンでは発汗量が調湿性能を上回ってしまうことも少なくありません。そんな時、ハーフジップによる強制換気ができる仕様は、行動中の体温調整や快適性を高めてくれること間違いなしです。

ジップがあることで脱ぎ着もしやすくなり、ベースレイヤーとしてはもちろん、薄手のミッドレイヤーとしてもマルチに活躍してくれそうです!

さらに内側がグリッド構造になった「超厚手」もラインナップに加わることで、より寒がりな人にとって手放せないアンダーウェアとなりそうです。

展示が無かったのが残念だったが、保温性能は期待大

ワークマンのリカバリーウェア「メディヒール」シリーズも目が離せない

近年注目を集めているのが、身体の疲労回復をサポートしてくれるリカバリーウェア。ワークマンの「Mediheal(メディヒール)」シリーズもラインナップが充実し、選択の幅がますます広がっています。

これまではルームウェアが中心でしたが、現在では日常着として着用できるモデルへと展開を広げており、スタイリッシュなシルエットでビジネスシーンでも違和感なく着こなせるウェアまで登場していました。

この勢いを見ると、今後はアウトドアシーンでガシガシ使えるリカバリーウェアの登場も期待したくなりますね。今後の進化から目が離せません!

まとめ:製品が多すぎて全ては紹介できない!注目アイテムや気になる製品は早めんにショップにいってチェックするべき!

ワークマン2026年秋冬展示会の模様を駆け足でお伝えしました。

大注目の「X Shelter」シリーズでは、α(アルファ)、Σ(シグマ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)の4ラインそれぞれで多数のモデルが展開されており、今回のレポートだけでは紹介しきれないほどの圧倒的なボリュームでした。いずれもまだ実際に山で着たわけではないので、本当の実力は未知数でではありますが、スペック的には実際の秋冬アウトドア活躍しそうなものばかり。

OutdoorGearzineでもいくつか「これは」と気になる製品がありましたので今後「実践レビュー」としてこのサイトで取り上げていく予定ですので今後の情報もお見逃しなく!

今回ご紹介したアイテムは、今後順次店頭やオンラインストアに並んでいくとのこと。毎年話題のモデルは即完売することもあるため、気になる製品がある方はぜひ早めにチェックしてみてください!

執筆:Yosuke.C(ヨウスケ)

不便にならない程度に「できるだけ軽く」をモットーにバックパックひとつで行動する人。

春から秋にかけては山奥のイワナを追いかけて渓流へ釣りに。 地上からは見ることのできない絶景を求めて山を歩き。 焚火に癒されたくてキャンプ。 白銀の山で浮遊感を味わいにスノーボード。

20年以上アウトドアを嗜み、一年中アウトドアを自分流に楽しむフリーランスのライター。数十以上のアウトドア系WEB媒体での記事執筆経験をもとに、自身の経験や使ってみて良かった道具を発信していきます。

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