サイトアイコン Outdoor Gearzine "アウトドアギアジン"

【読者アンケート結果】今後使ってみたい「半固体(準固体)電池モバイルバッテリー」のメーカー(ブランド)は?

2026年5月23日〜6月30日まで、読者の皆さまに回答いただいたアンケート「今後使ってみたい『半固体(準固体)電池モバイルバッテリー』のメーカー(ブランド)はどれですか?」の回答編です。

モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレット、カメラ、ヘッドランプ、スマートウォッチなど、アウトドアで使う電子機器を支える重要なギアのひとつです。

一方で、登山、キャンプ、車中泊、釣り、防災用途などでは、暑さや寒さ、衝撃、車内保管、山小屋での扱いなど、日常使用とは異なる不安もあります。

そうした中で注目されているのが、半固体(準固体)電池を採用したモバイルバッテリーです。

今回のアンケートでは、今後使ってみたいメーカー、次に購入したい容量、主な用途、半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに期待するポイントについて、読者の皆さまに回答いただきました。

※本記事内のコメントは、アンケートに寄せられた読者個人の意見・体験を一部抜粋、または読みやすさのために表記を整えたものです。各メーカー、各製品、各電池方式の性能や安全性を保証・断定するものではありません。

今後使ってみたい「半固体(準固体)電池モバイルバッテリー」のメーカー(ブランド)はどれですか?

回答の約4割が「ハマケンワークス」でした。

もっとも多くの回答を集めたのは「ハマケンワークス」で47件、全体の41.6%でした。
続いて「エレコム」が23件、「CIO」が22件となり、2位・3位は僅差の結果となりました。

●ハマケンワークス:47件
●エレコム:23件
●CIO:22件
●バッファロー:6件
●ハイディスク:4件
●オウルテック:4件
●グリーンハウス:3件
●Anker/アンカー:3件
●メーカーにこだわりはない:1件

ハマケンワークスを選んだ理由としては、準固体電池モバイルバッテリーを早くから展開していることへの印象や、アウトドア用途での安全性・耐温度性能への期待が目立ちました。

一方、エレコムやCIOについては、日常的に使っているメーカーとしての安心感、デザイン性、残量表示やケーブルまわりの使いやすさなどを評価する声が見られました。

ハマケンワークスを選んだ理由

自由回答では、ハマケンワークスについて次のような声がありました。

●1番最初に準固体電池のモバイルバッテリーを出したから。
●最新機種を使っていればバッテリーの減りはそこまでない。いざというとき用に安全に持ち歩ける方がメリットが大きい。
●夏場のカバンの中でも安心。
●登山やBCスキーに自家用車で持って行くので、対応温度帯が広く、真夏の車内に置き忘れても安心できるモデルを選びたい。
●冬の低温から夏の高温まで、安心して使えるモバイルバッテリーがほしい。

今回の結果からは、半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに対して、単に「新しい電池だから試したい」というだけでなく、「安心して持ち歩けるメーカーを選びたい」という意識が強いことがうかがえます。

次に購入するとしたら、どの容量を選びたいですか?

過半数以上のユーザーが「10000mAhクラス」を選びました。

容量では「10000mAhクラス」が62件で最多となり、全体の54.9%を占めました。

続いて「20000mAhクラス」が28件、「5000mAhクラス」が15件、「30000mAhクラス」が4件、「まだ決めていない」が4件でした。

●10000mAhクラス:62件
●20000mAhクラス:28件
●5000mAhクラス:15件
●30000mAhクラス:4件
●まだ決めていない:4件

アウトドア用途というと大容量が求められそうですが、実際には「スマートフォンを1〜2回充電できる」「持ち歩きやすい」「重すぎない」といったバランスから、10000mAhクラスを選ぶ人が多いようです。

一方、20000mAhクラスを選ぶ人からは、縦走、家族での共有、ノートPCや撮影機材への充電、防災用途など、より長時間・複数機器での使用を想定する声が見られました。
自由回答では、次のような声がありました。

●5000mAhではスマホ1回分という印象があり、コンパクトな10000mAhがもっともバランスが良い。
●PC充電には最低限20000mAhクラスが必要で、PCに充電できれば他の用途はほぼ賄える。
●家族で出かける時、スマホだけでなく、子どもの端末やタブレット、場合によってはノートPCまで充電したい。
●10000mAhは一番汎用性が高いと感じている。

モバイルバッテリーに求められているのは、単純な大容量化ではなく、容量、重さ、サイズ、安全性のバランスといえそうです。

主にどんな用途で使いたいですか?

用途として、もっとも多かったのは「スマートフォン、タブレットの充電」。

用途としてもっとも多かったのは「スマートフォン、タブレットの充電」で95件でした。
注目したいのは、「登山・釣りなどアウトドア全般」が61件と多かったことです。

●スマートフォン、タブレットの充電:95件
●登山・釣りなどアウトドア全般:61件
●災害・防災用途:34件
●MagSafeでの常時充電:25件
●ノートPCの充電:25件
●キャンプ:20件
●カメラ・撮影機材:18件
●車中泊・キャンピングカー:14件
●子ども用デバイス:9件

アウトドアでは、スマートフォンは地図、天気、連絡、撮影、決済、緊急時の通信などを担う重要な道具です。

ヘッドランプ、カメラ、スマートウォッチ、タブレット、ノートPCなども含めると、モバイルバッテリーは単なる便利アイテムではなく、行動を支える安全装備に近い存在になっています。

半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに期待するポイントは?

「安全性」への期待がもっとも多い回答でした。

期待するポイントでもっとも多かったのは「安全性」で89件でした。
続いて「発火リスクの低さ」が77件、「低温環境への強さ」が49件、「長寿命」が48件となっています。

●安全性:89件
●発火リスクの低さ:77件
●低温環境への強さ:49件
●長寿命:48件
●日本メーカーの安心感:43件
●コンパクトさ:42件
●高温環境への強さ:36件
●MagSafe対応:22件
●大容量:21件
●デザイン・カラー:13件

この結果を見ると、半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに対する関心は、単なる容量アップや充電速度ではなく、「燃えにくいこと」「寒さに強いこと」「暑い場所でも不安が少ないこと」「長く使えること」に向いているようです。

特にアウトドアでは、冬山、バックカントリー、夏場の車内、キャンピングカー、防災バッグでの保管など、一般的な屋内使用よりも厳しい環境に置かれることがあります。

そうした場面で、従来のモバイルバッテリーに感じていた不安を減らせる可能性が、半固体(準固体)電池への期待につながっているのではないでしょうか。

安全性・温度環境についてのコメント

自由回答では、安全性や温度環境に関して、次のような声がありました。

●山小屋でのモバイルバッテリー持ち込みが制限される例もあり、安全優先で考えたい。
●冬山でも使えて、とにかく低温に強いことを重視している。
●夏場のバッグの中、冬の屋外、災害時の持ち出しなどを考えると、発火リスクの低さや長寿命はかなり大事。
●登山や山の近くで仕事もプライベートも行くことが多く、暑い時や寒い時に安心材料として持っていきたい。
●いざというとき用に、安全に持ち歩ける方がメリットが大きい。

まとめ:半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに求められているのは「安心して持ち歩けること」

今回のアンケートでは、使ってみたいメーカーとしてハマケンワークスが最多となり、容量では10000mAhクラスが過半数を占めました。

ただし、結果全体を見て印象的だったのは、読者が半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに対して、単なる新技術や大容量化ではなく、「安全性」「発火リスクの低さ」「低温・高温環境への強さ」を強く期待していることです。

アウトドアでは、モバイルバッテリーをザックに入れる、車内に置く、山小屋やテント場に持ち込む、防災用品として保管するなど、日常よりも気を使う場面が多くあります。

その意味で、半固体(準固体)電池モバイルバッテリーは、単なる充電器ではなく、安心してフィールドに持ち出せる電源として注目されているといえそうです。

調査概要

●調査期間:2026年5月23日〜2026年6月30日
●調査機関(調査主体):Outdoor Gearzine 編集部
●調査対象:Outdoor GearzineのWebアンケートに回答した、半固体(準固体)電池モバイルバッテリーに関心のあるユーザー
●有効回答数:113件
●調査方法:Webアンケートによる任意回答
●集計方法:単一選択設問は回答件数および有効回答数に対する割合を算出。複数選択設問は各選択肢の回答件数および有効回答数に対する割合を算出。自由回答はコメント傾向の把握と一部抜粋に使用。

※本記事内のアンケート結果およびグラフの転載・流用の際には、「出典:アウトドアギアジン」を明記してください。

<著者>
written by Outdoor Gearzine 編集部

モバイルバージョンを終了