60社ものアウトドアブランドが集結するイベント『GOOD OPEN AIRS 2019』に行ってきました。場所は神奈川県の宮ケ瀬湖畔。当日は快晴、桜も満開でとても気持ち良い!日頃お馴染みのブランドが多数出展、ギアの新製品・テント・アウトドア向けの車が展示されているとのこと。では当日の様子を早々にレポートします!
目次
新旧織り交ぜたギアを展示・販売(しかもそこそこお値打ちな価格)
10時開場で11時くらいに会場入りしたのですが、既にお客さんでいっぱい。
各ブースが色んなギアでにぎわっています。
NANGAや(キャンプ用のシュラフやオーロラダウンジャケットをメインで販売)
PETZLに(種類も豊富で特価だった…)
サイクリング好きの方にはお馴染みのORTLIEB。防水仕様で背面の内側が大きく開くバックパックのAtrackに目が釘付けになったのはもちろんのこと(こちらでも紹介しています)。GORE WEARのカラフルなランニング用ウェアも販売しており、非常に後ろ髪をひかれました。
店頭でもイチオシです。
オーストリアの国民的ブーツブランド「DACHSTEIN(ダハシュタイン)」
シューズメーカーも何店か出店していて、その中でもあまり登山用品店で見かけない靴がありました。
その名も「ダハシュタイン」。1925年にオーストリアで生まれたブランドです。そもそもはワークブーツの老舗ですが過去にはスキーブーツも作っており(こっちの方が有名かも)、あるスキーの世界大会でダハシュタインのスキーブーツを履いた女性が優勝をしたことから、一躍有名になります。「登山靴といえばダハシュタインでしょ!」というほどオーストリアでは国民的に知られたブランドです。日本でも90年代頃は積雪期用の登山靴をしっかり売ってましたっけ。
以前こちらの記事(のダハシュタインの部分)でも取り上げているように『ISPO Munich』にも出展しています。
ちなみに左のシューズは『OutDoor Friedrichshafen』でINDUSTRY AWARDを受賞した「Super Leggera DDS」(ニット素材で完全防水)。
既に2015年に日本市場には参入していますが、今年の秋冬から本格的に商品展開をしていくとのこと。女性をメインターゲットにしているようなので、それも珍しいコンセプトゆえ注目です。
アーバンアウトドア仕様のウォータボトル発見!
引き続きうろうろしてみます。ロゴがかわいいシェラカップがあったり、
魔法瓶やタンブラーが売っていたり、とそこで見つけたのがこのボトル。
シンプルでおしゃれな!ドリンクウェアを作っている「リバーズ」が、タウンユースもできてアウトドアにも使えるボトルが欲しいというお客さんの声をもとに企画されたそう。大きさも3サイズあり素材もトライタンを使っているので頑丈でかつ熱湯にも対応。めっちゃ欲しいと思いましたが、5月発売予定とのこと。これはぜひ現在愛用中のナルゲンボトルと使い比べてみたいですね。
テントの宝石箱や~
テント展示エリアへ移動します。
ヒルバーグに、
ノルディスクに、
ビッグアグネスに、
フェールラーベンなんかも(珍しい!)
見渡す限りテントテントテント。100張は言い過ぎかもしれませんが、それくらいのテントが大集合しています。この景色は圧巻の一言。
見逃せないNEMOのテント
なかなか店頭展示ではお見かけしないNEMOのテントも張りに張りまくってます。
今年の新作、ホーネットストーム(下写真)
アトム1P(下写真)
ダガ―ストーム(下写真)
特にホーネットは今まで以上にアップデートしていて1Pも2Pも1㎏を切る軽さ!居住性を維持しつつウルトラライトに挑んでいます。自身もNEMOの Obi2Pテントを持っていて、居住空間が広いしデザインも秀逸だなぁと感じていたら、NEMOのテントデザインをしている方がMIT出身の方だそうで、なんだか納得。
当日は展示されてはいなかった「ロケット2P」という新作が発売されるのですが、デザインにびっくり。軽さにびっくり(620g)。2人用で約600gって!また、秋冬に出る新作はもっとびっくりするテントとのこと。NEMOの今後に期待しましょう。
MSRのテント天国
MSRもバリバリに揃っています。NEMOと同じくこんな数のMSRテントを見たのはお初で、少々興奮気味です。今年アップデートされたPAPA HUBBA NX(下写真)に、
HUBBA HUBBA NX(下写真)
ちなみに、旧作のハバハバNX(下写真)も展示されていました。
比べてみると、目視しやすいよう前室の生地の色を赤にアップデートしています。他にもポールにはアルミとカーボンの良いとこ取りをしたイーストン社のサイクロンポールを採用し、レインフライトフロアにはエクストリームシールドシステムという従来に比べ約3倍も長持ちするコーティングを施しています。さらに、水分を含むと膨らむ糸と縫製技術によってシームテープを取っ払たのでシームテープが劣化する心配もなしと、長年愛用できるモデルに仕上がっています。
他にもベースキャンプ用のハブ(下写真)
アルピニスト用の究極のテントアドバンスプロ2(下写真)
など、日ごろはお目にかかれないテントも見ることができました。これで名だたる世界の山々に登るんですねぇ。すごいなぁ…(憧れの眼差し)。
別の場所ではアウトドア向けの車やキャンピングカーの展示もあり、丸一日楽しめるお腹いっぱいのイベントでした。