森林ー草原ー岩場ーそして最後に湖に辿り着くと言うユニークなハイキングトレイルで、静かなヨセミテを楽しみたい人にぴったりの場所。「静かな自然・内面的な時間」を求める人にはお勧めの場所です。
今回はOstrander Lake Trailと言う、ヨセミテの中でも穴場ハイキングルートをご紹介いたします。通常、繁忙期には観光客がどこも多いヨセミテですが、こんなに静かな場所があるのか!と言う感じで静かな自然を感じられる場所です。
ヨセミテ国立公園といえば有名な絶景スポットが沢山あリます が、その中でも有名なのが、ハーフドームが目の前に聳え立ち、迫力満点の景色が広がるグレーシャーポイント。(前回のフォーマイルトレイルとパノラマトレイル記事にも出てきているスポットです。)今回ご紹介するトレイルは グレーシャーポイント へいく途中にあり、そこへいく時に使用する Glacier Point Road が開いている期間のみアクセス可能で、通常5月~10月頃の期間限定で通る事ができる場所にあります。
Glacier Point Road 沿いにはいくつかの絶景スポットやハイキングトレイルがあり、今回のオストランダーレイクトレイルもその一つですが、グレーシャーポイントやセンチネルドームなどに比べると、そこまで知名度のある場所ではないので、このトレイルを歩く人はあまりいません。
だからこそ穴場なのです。
しっかり歩くトレイルなので、ハイキングをして汗をかき、その後湖で泳ぐことも出来ます。
そんな Ostrander Lake Trail を今回はご紹介いたします。
Ostrander Lake Trail のトレイル情報
アクセス(車でトレイルヘッドまで)
Google Mapで下記を入れていくとトレイルヘッドにつながります。
Bridalveil Creek Campground:Yosemite National Park Rd, TUOLUMNE MEADOWS, CA 95389
電波はないので事前にダウンロードをして準備して下さい。駐車場がしっかりあります。トイレも有。
トレイルデータ
中級以上
- ベストシーズン:ベストシーズンはグレーシャーポイントロードがオープンする5月から10月(その年の積雪にもよります。ちなみに写真は5月26日)
- トレイルヘッド標高:約 2118m
- 往復距離:約19.6km
- 登山口からの標高差:約554m
- コースタイム(目安):5~6時間
持ち物
ハイキングに携行すると便利な持ち物 関してはこれまで同様、一般的なアメリカのハイキングと同じような装備を準備して いきましょう。
- 飲み物(夏は多めに、2リットル位)
- 気温の調整できる防寒着(滝の勢いが多い時期には飛沫で濡れることも。必要な場合はレインジャケットなど)
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- ハイキング中に食べるスナックなど
- 常備薬などがある場合は薬やバンドエイドなどのファーストエイド
- その他、通常ハイキング装備で好みのものを
トレイルヘッドへ行く前にヨセミテバレー方面から行く場合、トンネルビューを通過します。
ここも絶景ポイントでヨセミテ国立公園の中では有名な場所です。
私達も、朝一のトンネルビューにもちろん停まりました。
朝の神々しいトンネルビューからの景色。
更に車を走らせまずはトレイルヘッドへ。
トレイルヘッド(登山口)からハイキング出発
車はまだ朝の7時ころでガラガラです。お手洗いもあります。このハイキングをした日は5月の26日で朝の7時頃に駐車場につきました。
朝7時 ハイキング開始。 まだ肌寒さを感じます。トレイルヘッドがすでに2000m越えの場所にあるのでフリースなど防寒対策が必要です。
最初のハイキングの最初の約5kmは、森林や草原の中を進みます。
まずは平坦な道が続き朝の清々しい環境がとても気持ち良いです。
30分後分岐が出てきます、そのままオストランダーレイクの方へ行きましょう。
更に進んで1時間後、2つ目の分岐が出てきます。道のりはシンプルでトレイルもわかりやすいです。
この後徐々に坂道が始まります。倒木や火事のあとと見られる燃えた木々が広がります。最初の森林エリアもすぎると太陽が顔を出しすぐに暑くなります。
このエリアは1987年のロッジポールパインの森林火災による大きな被害跡と、その後の再生の様子を見ることができます。
坂はまだまだ続いていきます。このトレイルは中盤から後半に坂が集中しています。日陰は完全になく、開けた草原のような場所を通過していきます。後半は平均して約10%の勾配で登っていきます。
トレイル沿いに雪も残っていましたよ。
後半は岩場を通り過ぎながら美しい景色が。Ostrander Lakeに到着する前には、周囲のClark RangeやMt. Starr King、そして多くの花崗岩のドームの素晴らしい景色を楽しむことができます。
そして出発から約2.5時間後、湖に到着です。標高約2,600mにある絶景です。
もちろん貸切で、何よりも透き通る湖に反射する山々が美しく、思わず息を呑んで感激してしまいます。
トレイル自体はそこまで景色に富んだインパクトはありません が、この最終地点にある湖と、誰もいない、この場所にある静けさは来る価値のある場所だと感じます。
ここで束の間休憩です。
今回は泳ぎませんでしたが、もう少し暖かくなっていたら完全に水の中にダイブしていました。
休憩、ランチをした後同じ道で戻ります。
13時半にトレイルヘッドに戻ってきたのでトータル6.5時間のハイキングでした。6月から7月はワイルドフラワーがとても綺麗に咲きますよ。
なかなか知られていないヨセミテのハイキングコースのご紹介でした。
加藤 さやか


