引き続きTMR industries/Café Terrasse SlowlyLilyよりお送り致します。
前回の訪問
TMRさんのショップオープンセレモニーにて合同ポップアップ!
新進気鋭のガレージブランドLEISMORさんとnoicoyamaicoさんがいらっしゃいました。
まずはLEISMORさんから見ていきましょう。
LEISMORと言えばゴーストバンド! LEISMORさんの定番であり人気商品ですね。
ノーハンドルクッカーに装着して湯沸かし等で使ってる時にでも手で持てるようにする耐熱バンドになります、蓄光タイプ各種サイズあり。
TMRさんのクッカー類にもバッチリ決まります。現在適合が取れてるクッカーは LEISMORさんのサイトで確認できますよ。
そして取材時さらなる新定番として人気急上昇中のコレ、ボトルアップグレードキット!
水筒として一定の支持があると思われるペットボトルを文字通りアップグレードさせるキットであります。
初めてお見掛けしたのがイベントPhoto & Marketの時でして、この時点では展示のみでしたが
痺れましたね、次のイベントで販売が開始した時に即購入致しました。
余談ですが初期ロットは現在とパッケージだけ違うのでギアマニアとしてそこは嬉しい誤算だったりします(笑)
こちら基本はポカリ900mlボトルに合わせた仕様、フルキットで使う場合は必然的にこの組み合わせになりますが、メモリ付のラベルを使わないのであればキャップのスクリューさえ合えば大体のペットボトルには使えると思われます。
自分は残り容量まで気にしない方なので使える組み合わせで現在使っています。
そしてこのキャップの素敵な所はワンウェイバルブ仕様なので傾けただけでは水は出ません。
ペットボトルの側面を押した圧力分だけ水が出るという事です。初めはその仕様に対する慣れが必要かもしれませんが使っていくうちにすぐ慣れる事でしょう。
何よりこの仕様のメリットはボトル自体に口を付けないで飲める事!
これは衛生上非常に強い武器になります、一泊以上の縦走等では水の保存に対しまして通常よりも神経質にならなくてよくなるのはありがたい。
キャップを開けて真下にしても押さない限りは出ないので不意にこぼす事も減らす事が出来て◎
さてこの辺でLEISMORのWankoさんにお話しを、まだweb上でお顔出しは恥ずかしいとの事で顔下カットでご登場。
Q、どのような概念でブランドを立ち上げたのですか?
A、Less is more.(少ないほど豊かである。) この言葉は、たくさんのものが溢れている中で必要なものだけに絞り込む「引き算の美学」や、大切なものだけを選び取る「少数精鋭の意識」を表します。
LEISMORはこの言葉を短縮した造語で、ミニマルなデザインかつ軽量化とパフォーマンスのバランスを追求した個性的な旅のアイテムを開発しています。
Q、ユーザーにお伝えしたい事はありますか?
A、軽量、コンパクトな道具を使用することは、今までより遠くへ、時間をかけず、安全に行動することに繋がります。 さらに、所有する道具の数を減らすことは、自分の本当に好きなものだけに囲まれた生活ができるだけでなく、自分自身の人生も軽やかになると思います。
例えば、ブランドを立ちあげる際に最初に作ったLEISMORのロゴは、「枯山水」をモチーフとして取り入れています。
「枯山水」は極限まで無駄な装飾を廃し、白砂に石を配しただけで庭を造るミニマリズムの極みです。
文字は字体が判別できるギリギリの範囲まで線の数を減らして、ロゴからもLEISMORのコンセプトがじわりと滲み出るようにデザインしています。
僕は、川沿いのトレイルを上流に向かってハイキングして、パックラフトで川を下り、ロケーションの良い河原を見つけてそこでキャンプ、 次の日にはまた川を下る・・・といった旅のスタイルが好きです。
LEISMORの道具を使うことで、 そういった様々なアウトドア体験がシームレスに繋がる瞬間を共有できたら、とても嬉しいことだと思います。
Q、今のイチオシは?
A、今イチオシは、やはり「Bottle Upgrade Kit」ですね(笑)
その「Bottle Upgrade Kit」はサイズ違いで500ml用も開発中ですのでお楽しみに!
探訪記瓦奇岳編で少し触れましたイベント、テンプルマーケットvol.3にて初披露!
前々回の訪問
この時点ではまずイベント限定で予約注文開始との事で大変賑わっておりました。
これでラインナップ充実と益々スキが無くなりました。
この他、魅力的な軽量ランタンスタンド等もありますので気になった方はECサイトをチェックしてみて下さい。
LEISMOR
ECサイトhttps://leismor.official.ec/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/leismor_jp/
ではお次にnoicoyamaicoさんです。
noicoさんの代表作はコチラの軽量テーブルnoicoyamaico basic & miniシリーズですね。
オールプラダン製+金属違いのハーフ天板仕様から画像のカーボン天板仕様+αとバリエーションが非常に多彩です、それだけでどれを買おうとするか迷っちゃいますね。
半分に折りたためてコンパクト、重量も約64~125gととても軽量です。
それでいて耐荷重はサイズにより3~4kgと必要にして十分あります。
カーボン仕様には半分肉抜きと両面肉抜きがありましてこれが軽量化に繋がるだけじゃなくてビジュアル的にもカッコイイ! 個人的にはアシンメトリーなハーフ仕様が好きです。
こちらは公式サイトにあるように「ちょっと熱いを終わらせたかった」を実現する一品。
クッカー等を持つ時にちょっと熱い! を回避するお助けアイテム。
LEISMORさんのゴーストバンドと併用する事でさらなる熱回避が実現するのでこれはアイデアですよね、うん今度買おう。
たしかにちょっとだけ熱回避したい時って・・・ ありますもん!
そんな素敵で小粋なアイテムを精力的にリリースしているnoicoyamaico 上島さん。
これまた気になる事を聞いていきますよ。
Q、ブランドの生い立ちをお聞かせください。
A、以前から登山やキャンプが趣味で、とくに軽量でコンパクトなギアを買ってフィールドで試すのが大好きでした。
しばらくはそれだけで満足していたんですが、使い込んでいくうちに「ここがもっとこうなっていたらいいのに」と思うようになり、カスタムパーツなどを
自作するようになりました。
さらに、本業がものづくりだったことが災い?して、ついにはゼロから自分でギアを設計して作るようになりました。
それをインスタで発信させてもらったところ「欲しい」と言ってくださる方がちらほらいらっしゃって、じゃあ作るか!とのことでブランドを立ち上げたというのが経緯になります。
たぶんガレージ系のクリエイターはみんなそうですよね!?
その精神をずっと引きずってまして、今市場になくてとにかく自分が欲しいと思うものだけを作ってます。
なのでニッチなものがほとんどで・・・ ターゲットは自分なので開発はとても楽です(笑)
Q、今の推しは?
A、今の推しのギアはメイン製品のテーブルなのですが、最近(取材時)発売したnoicoyamaico mini carbo2 liteがイチオシです!
https://noicoyamaico.base.shop/items/87189925
85gとそこそこ軽く、カーボントップなのでアルコールストーブなどを直で使っても問題なく、縦に二つ折りできるのでコンパクトになり、マグネット機構により一瞬で組み立てと撤収ができるのが売りです!
マスターピースのフィールドホッパーには負けますが、100g以下の耐熱テーブル組み立て時間選手権ではトップクラスにランクインする自信があります。
差し込みがなく力も要らないので、冬山でグローブをしたままでも扱えます。
Q、新作は出ますか?(取材時)
A、TMRさんのW.R.Cookerが好きすぎるのですがフタがないので・・・ついに自分で作ってしまいました。
クッカー本体の質感にマッチするように、アルミ削り出しにこだわりました。
アルミ削り出しでフタだけ作る暴挙はあまり聞いたことがありません(笑)
さらに取っ手がマグネットで外れるので、普段はちょっとしたお皿としても使えます。
そう・・・ 好きすぎるが故に本人にして暴挙とまで言わしめてしまうW.R.Cooker用のフタが出ちゃいました、この熱量は凄いし見習いたい。
その開発経緯を搔い摘んで聞いた所。
・フタがないとやはり沸騰効率に支障があるので自作していた ↓
・自分が欲しい理想のフタを思い付いてしまい、どうしても作りたくなった ↓
・TMRさんに一応許可をもらいたく企画段階で相談 ↓
・快諾 により発売!
そんな情熱の詰まったフタことnoicoyamaico Futaplateですが御本人が熱すぎるほど語っていますのでこちらで是非その思いを感じてもらいたいです。
L.T.Cooker/W.R.Cookerのフタ問題、私が終わらせます【なぜお前が】
https://note.com/uesii/n/n160aec8b0449
noicoyamaico
ECサイトhttps://noicoyamaico.base.shop/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/noicoyamaico/
公式ユーチューブhttps://www.youtube.com/@noicoyamaico
TMR industries/Café Terrasse SlowlyLilyよりお送りしましたLEISMOR&noicoyamaico編
いかがだったでしょうか、次に何を繰り出してくるか解らないガレージブランドの発想力と
面白さに今後も期待しかありません、これからも一ユーザーとして楽しみたいと思います。
次回で栃木篇も締め、最後は真岡と言えば!
で誰しもが思い浮かべたアソコにお伺いしますよ、こちらも引き続きよろしくお願いします。
yans