ライフワーク的にカメラレンズのチャートを撮影し、性能の分析をしたレンズで北海道の自然風景や野生動物などを撮影している筆者。そんな筆者が「ZEISS Touit 2.8/50M」をテストして、息子といっしょの森歩きを3倍は楽しくしてくれることを確信した。その理由をみなさんに解説します。
目次
ツァイスの「ZEISS Touit 2.8/50M」とは
等倍マクロ撮影が可能なZEISSのAPS-C向け50mm単焦点レンズ
日本国内ではケンコー・トキナーが販売を行っているZEISSのAPS-C向けカメラレンズシリーズであるTouit。今回の「ZEISS Touit 2.8/50M」(実勢価格:133,000円前後)までで3回に渡ってOUTDOOR GEARZINEで紹介してきましたが、同じケンコー・トキナーが販売を行っているZEISSレンズでも35mm判フルサイズ向けのBatisやLoxiaといったシリーズがSony Eマウント向けののみのラインアップなのに対して、APS-C向けのTouitはSony Eマウント用にプラスしてFUJIFILM Xマウント向けも用意されているのが大きな特徴といえます。また、35mm判フルサイズ向けのレンズに比べて小型軽量であることも大きなポイントです。
そんなTouitシリーズではもっとも焦点距離の長いレンズが今回紹介する「ZEISS Touit 2.8/50M」です。超広角の「ZEISS Touit 2.8/12」、標準域の「ZEISS Touit 1.8/32」に対して「ZEISS Touit 2.8/50M」は長焦点や中望遠と呼ばれる焦点距離のレンズになります。APS-Cのカメラに装着すると75mm相当の画角になるので、一般的にはポートレート(人物)撮影向きの焦点距離です。しかし、気になるのは唯一カメラ名称の最後に「M」が付く点でしょう。これはマクロレンズを意味する「M」で、「ZEISS Touit 2.8/50M」は最大撮影倍率が等倍(1.0倍)の本格マクロレンズになっています。
等倍マクロレンズとはなにか? という問題が発生するのですが、この点がちょっと難しく、35mm判フルサイズの撮像面(フィルムやセンサー)上、サイズは36mm×24mmに36mm×24mmの範囲をそのままのサイズ(=1.0倍・等倍)で撮影することができる能力となっています。カメラ用のレンズには、最短撮影距離と最大撮影倍率というスペックが公開されており、多くの場合最短撮影距離(ピントを合わせることのできるもっとも短い距離)で写る被写体の範囲が最大撮影倍率。例えば、最大撮影倍率が0.1倍(1:10)のレンズでは、360mm×240mmの範囲を最短撮影距離で撮影することができるわけです。等倍マクロレンズは、この範囲が36mm×24mmとなります。
この等倍マクロレンズでどのくらいのサイズのものがアップにできるかというと、10円玉の直径が23.5mmなので、だいだい10円玉を画面の短辺いっぱいに撮影できるというわけです。さらにこの最大撮影倍率は35mm判フルサイズ換算なので、APS-C向けの35mm判等倍マクロレンズでは、理論値で24mm×16mmの範囲を画面いっぱいに撮影することが可能。ただし「ZEISS Touit 2.8/50M」はメーカー公表値で23mm×15mmの範囲が撮影できるとのことなので、35mm判換算で等倍を超えるような高性能なマクロレンズといえます。長辺で10円玉がはみ出すほどのマクロ撮影に対応しているのです。
今回筆者が使用したFUJIFILM Xマウント用の「ZEISS Touit 2.8/50M」は最大径は75mm、キャップを含む全長は108mm、重さは290gとなっています。Sony Eマウント用は全長が4mm短い以外、最大径と重さは同じです。開放F値は2.8なので、カメラ装着時には75mm相当の画角となる限りなく寄れる軽くてコンパクトなポートレートレンズと考えることもできます。
なお、レンズデザインはZEISSのなかでも数多くの名玉を生み出してきたMakro Planar。この「ZEISS Touit 2.8/50M」で解像力やぼけディスク、軸上色収差、周辺光量落ちなどの各種チャートを撮影してまとめた電子書籍「ZEISS Touit 2.8/50M レンズデータベース」(https://www.amazon.co.jp/dp/B0D4HYHNB5/)を制作した筆者が、撮影のために実際にアウトドアフィールドに持ち出したところ、驚くほど3歳の息子との森林歩きにフィットしたので、レンズチャートの結果とともにその様子も紹介したいと思います。
おすすめのポイント
- 驚くほど主役(主被写体)が浮き立つZEISS Planarマジック
- 開放F2.8から画面周辺部までしっかり描写する高い解像力
- 等倍を超える23mm×15mmまでをアップにできるマクロ性能
- 最短撮影距離が短いため強烈に発生する大きなぼけ
- コンパクトで軽いのにZEISSレンズという所有満足感
気になったポイント
- ある意味仕方ないが13万円を超える高めの実勢価格
- レンズフードが接触するほど短い最短撮影距離
主なスペックと評価
項目 | ZEISS Touit 1.8/32 |
---|---|
焦点距離 | 50mm |
絞り範囲 | F2.8-F22 |
レンズ構成 | 11群14枚 |
最短撮影距離 | 0.15m |
画角(対角線/水平/垂直) | 31° / 26° / 18° |
撮影倍率 | 1:1 |
絞り羽根 | 10枚 |
フィルター径 | 52mm |
最大径 | Sony E:75mm/FUJIFILM X:75mm |
全長 | Sony E:104mm/FUJIFILM X:108mm(ともにキャップを含む) |
重量 | Sony E:290g/FUJIFILM X:290g |
デザイン | ★★★★☆ |
解像力 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
ぼけの美しさ | ★★★☆☆ |
表現力の高さ | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
「ZEISS Touit 2.8/50M」といっしょだと息子との森歩きが3倍楽しくなる理由
理屈を凌駕する圧倒的な主役が浮き立つような描写表現力に驚く
カメラレンズで各種チャートを撮影してまとめるのをライフワークにしている筆者がこんなことをいうのもなんなのですが「ZEISS Touit 2.8/50M」で撮影すると、理屈で考えるられるよりもはるかにピントを合わせた主役(主被写体)がまるでぼかした背景から浮かび上がるように目立つのです。いい意味でちょっと違和感があるレベルで。
理屈でいえば、同じAPS-C向けのレンズで75mm相当、開放F2.8で撮影すれば、ピントの合ってみえる被写界深度は同じですし、発生するぼけ量も同じはずです。であれば、スペックがいっしょなら背景のぼけの効果でピントを合わせた主役が目立つ程度もほぼいっしょになるでしょう。
筆者はこのところTouitのPlanar(プラナー)レンズ、前回テストした「ZEISS Touit 1.8/32」はPlanarデザイン、今回の「ZEISS Touit 2.8/50M」はMakro Planarと連続してPlanarレンズをテストしているのですが、絞りや焦点距離の数値スペックからの感覚よりもはるかにピントを合わせた被写体が浮かび上がって表現されるのです。
この傾向は、筆者のレンズ評価の師匠であり、電子書籍「レンズデータベース」や「レンズラボ」シリーズの監修を行っている小山壯二氏と話しても「ZEISSはわかっていてなにかやっているのでしょうが、何をやっているかわからない。でも、確かに主役が恐ろしく際立って見える」と、まさにZEISS Planarマジックとしか、言いようのない描写が得られるのです。
そのため、開放でポートレートを撮影するのが楽しくて仕方ない。これはカメラ店の店頭での試写でも試せるので、ぜひ機会があれば試していただきたいのです。これを実感すると、それだけで「ZEISS Touit 2.8/50M」や「ZEISS Touit 1.8/32」は手放せないレンズになるでしょう。
森の小道の小さな花や動物たちをアップで撮影できる等倍マクロ
近所の公園の森などを散歩、散策するのが趣味や気分転換という方はたくさんいるでしょう。1人で歩くという方も多いと思います。筆者も1人で歩くことのほうが多いのですが、その際は季節にもよりますが、シマエナガやエゾリス、エゾシカ、オジロワシなども現れる森なので、超望遠レンズを持って歩いていることも多いのです。
しかし、3歳になる息子や家族と歩くときは「ZEISS Touit 2.8/50M」のようなマクロレンズを持ち歩いています。理由は森の小道に咲いている小さな花や普段なら見落としている小さなムシたちを息子と探しながら歩いているからです。
息子は小さな花をみつけては「キレイだねー」「可愛いねー」といって歩いていますし、はじめてみるムシをみつけては、小枝でつついてみたり、じかに触って大騒ぎしています。筆者は、その息子の姿を撮影したり、息子のみつけた花やムシをできるだけアップで撮影しているのです。
息子の写真は、その成長ぶりなどを記録するためですが、花やムシの写真は、散歩の後にGoogleの画像検索で、その名前や生態をチェックするため。筆者は花やムシの種類をまったく知らないので息子といっしょにインターネットで調べるのです。これもまた楽しいわけです。
実際に掲載したチョウチョと白い花を画像検索してみたところ、Google画像検索の結果は「スジグロシロチョウ」もしくは「エゾスジグロシロチョウ」と「オオバナエンレイソウ」というものでした。筆者の知識では、息子に聞かれても名前などを教えることはできないので本当に便利です。
「ZEISS Touit 2.8/50M」の場合、23mm×15mmの範囲を画面いっぱいに撮影できるので、最短撮影距離の15cmまで近づけば、約2cmのムシや花を画面いっぱいに撮影することができます。このため森を歩いていて普通に気が付く程度のムシや花のほとんどは十分なアップで撮影できるわけです。これは等倍クラスのマクロレンズでなくては実現できない性能といえるでしょう。
実際にムシや花を撮影していて気になったのが、最短撮影距離が短すぎるという贅沢な悩みです。FUJIFILM X-T2に装着し、レンズフードを着けた「ZEISS Touit 2.8/50M」は撮像面からレンズフードの先端まで実測で約14cmあるので、35mm判換算等倍で撮影しようと考えると被写体をレンズフードから約1cmの距離にもってくる必要があります。ほとんどレンズと被写体が接触する距離になるので、どこまで被写体に近寄っていいのかを悩むことも多いのです。
チャートで確認しても絞り開放から画面全体で高い解像力
新しいレンズをテストするチャンスに恵まれると、筆者は上に掲載した解像力、玉ぼけディスク、軸上色収差、サジタルコマフレア、周辺光量落ち、マクロといった師匠の小山壯二氏と作り上げた各種チャートを撮影しています。
そのなかでも上に掲載した解像力チャートは、カメラの有効画素数から画面いっぱいに撮影した際に1画素あたりの幅と合致する線の太さを計算。一般的なデジタルカメラの撮像素子はベイヤー配列(RGGB)なので、1画素と同じ幅の線は解像できないことを考慮し、その1.4倍となる太さの線のチャートを基準として解像力をチェックしています。なお、このオリジナルの解像力チャートでは、倍率色収差と歪曲収差もチェックできる仕掛けです。
今回の「ZEISS Touit 2.8/50M」のテストではカメラボディはFUJIFILM X-T2、有効画素数約2,430万画素を使用したので、解像力チャートの基準値は1〜1.1となります。上に掲載した解像力チャートの撮影済み画像は、A1サイズの解像力チャートを撮影した結果の中央部分と周辺部分をアップにして切り出したものです。「ZEISS Touit 2.8/50M」+FUJIFILM X-T2では中央部分ではF2.8の絞り開放から1のチャートをほぼ完璧に、周辺部分でも1.1をしっかりと解像していることがわかります。
さらに絞り値を大きくしたF5.6とF8.0のチャートの撮影結果も掲載します。開放F2.8付近の解像力チャートの結果と比較すると周辺部分の解像力が上がり、コントラストが高く、シャープに見える印象です。筆者は「ZEISS Touit 2.8/50M」の画面全体の解像力のピークはF4.0〜F8.0あたりだと考えています。
しかし、絞り開放のF2.8とF8.0だと同条件で撮影するとシャッター速度が3段分遅くなります。具体的にいうならF2.8で1/100秒のシャッター速度で撮影できる明るさなら、F8.0では1/25秒というわけです。おそらく普通の方の構え方だと1/25秒はかなり確率で手ぶれを起こします。また、薄暗い森のなかでムシや風に揺れる小さな草花を撮影すると被写体ぶれを起こすでしょう。
そのため、筆者は絞り開放から周辺部分まで解像力が高いことのわかっている「ZEISS Touit 2.8/50M」のF2.8を多用しています。当たり前ですが、絞りを開放にすると大きなぼけが発生し、「ZEISS Touit 2.8/50M」の大きな魅力である背景から主被写体が浮かび上がるような描写がより楽しめるので、小さなムシや草花はもちろん、いっしょに散歩をしている息子も絞り開放のF2.8で撮影しているわけです。
なんでも絞り開放のF2.8で撮影できるのは「ZEISS Touit 2.8/50M」が高性能なので、安心して絞り開放を選択できることも重要な理由です。
大きく発生するぼけは思ったよりも硬めの印象なのが意外
レンズの開放F値が小さく明るく、焦点距離○○mmの値が大きいレンズほどぼけるという話を聞いたことのある方は多いでしょう。これにプラスしてピントを合わせる被写体までの距離が短いほどぼけるという法則があります。
そのため近接にピントを合わせることのできるマクロレンズでの撮影は、大きなぼけが発生しやすい条件がそろっています。「ZEISS Touit 2.8/50M」の場合は最短撮影距離が15cm。そのため大きく発生するぼけの美しさを重視したレンズが多いのですが、上に掲載した玉ぼけを使ったチャートの結果から観察するところ、「ZEISS Touit 2.8/50M」は絞り開放からの全体解像力重視のレンズのようです。
ぼけの大きさや絞り羽根の枚数などに影響を受けるぼけの形については申し分ないのですが、多くの場合、非球面レンズの影響といわれる玉ぼけのなかに同心円状のシワが発生するタマネギぼけの傾向が強いのです。実際「ZEISS Touit 2.8/50M」は2枚の非球面レンズを採用しているのですが、このあたりもぼけの質よりも、絞り開放からの画面全体の解像力を重視した傾向が感じられます。
実際に撮影した上に掲載した写真の結果からいうなら、タマネギぼけの傾向はさほど顕著には感じませんが、ややぼけは硬めの印象です。大きなぼけが発生することが大前提の単焦点のマクロレンズなので、気持ちとしてはちょっとぼけがシャープで硬いといったところでしょう。
しかし、これにはZEISS Touitシリーズ全体でみたときの「ZEISS Touit 2.8/50M」の位置付けが大きく影響しているように感じます。実は「ZEISS Touit 1.8/32」が絞り開放時の画面全体の解像力よりも、ぼけの質を重視した味付けのレンズになっているのです。そうなってくるとAPS-Cのカメラに装着した際の実質画角が48mm相当になる「ZEISS Touit 1.8/32」と75mm相当になる「ZEISS Touit 2.8/50M」はどちらもポートレートを撮影したくなる焦点距離です。この際に全体解像力よりもぼけを重視した描写の「ZEISS Touit 1.8/32」に対して、ぼけの質よりも、絞り開放からの全体解像力を重視した「ZEISS Touit 2.8/50M」という描写の味わいの異なる2本を用意したということなのでしょう。蛇足ですが、この2本のレンズはレンズフードが共通の仕様でどちらでも使用できるようになっています。持ち歩いていっしょに使いやすいようにという設計者の配慮なのでしょう。
実際に撮影したチャートの結果などから、レンズ設計者の意図をくみ取って使うと、より楽しくZEISS Touitシリーズを使うことができる仕組みになっているようです。
まとめ:マクロも、ポートレートもハイレベルな森歩きに最適な1本
軽くて小さいうえに身近な自然がより楽しめ、家族や友達もより素敵に撮れる
公園や近所の森を歩く際に持ち歩くカメラとレンズという話になると、多くの方が野鳥などを撮影する超望遠のズームレンズを想像される方が多いようです。実際、筆者も1人のときや季節によっては、超望遠ズームレンズを持ち歩いていることも多くなっています。
しかし、カメラや森歩きの初心者の方や家族や子どもといっしょに森を歩くなら、「ZEISS Touit 2.8/50M」のようなマクロレンズが筆者のおすすめです。なぜなら超望遠ズームレンズに比べると軽くてコンパクトで、しかもリーズナブルだから。「ZEISS Touit 2.8/50M」はZEISSの高級レンズですが、それでも実勢価格は133,000円程度。ちょっとした望遠ズームレンズを購入すると、軽々と10万円を超えてきますので、それらに比べるとかなり手の出しやすい価格といえます。
また、重さも大きな問題です。「ZEISS Touit 2.8/50M」はたった290gですが、超望遠レンズは多くの場合、レンズ単体で軽くても2kg程度、3kgを超えることも珍しくありません。人によっては、これらの超望遠ズームとカメラを持って、数時間歩き回るのは、かなり辛いでしょう。
筆者もはじめて手に入れた特殊なレンズは等倍撮影可能なマクロレンズでしたが、マクロレンズを通して、身近な自然を眺め直すと見える景色が一変します。それまでは被写体として考えたこともなかった小さなムシや草花が、十分に主役を張れる魅力的な被写体に変わるのです。たまたまカナヘビに出会うことができれば、大怪獣並みの迫力で撮影することもできます。実はマクロレンズを持って歩くだけで、森歩きは2倍は楽しくなるのです。
さらに筆者にとって「ZEISS Touit 2.8/50M」が絶妙なのは、カメラに装着すると75mm相当と人物撮影に最適な画角になること。筆者は100mmのマクロレンズが大好きで、数多くのレンズでテストや撮影をしてきたのですが、実は同行者を撮影するには100mmの画角はちょっと長過ぎるのです。これに対して「ZEISS Touit 2.8/50M」は75mm相当。休日などのタイミングでいっしょに出掛けた息子を撮影するにも絶妙な焦点距離になっています。身近な森をミクロな視点で2倍は楽しくしてくれるマクロレンズなだけでなく、子どもや家族、友達なども魅力的に撮影できるので、「ZEISS Touit 2.8/50M」といっしょに行くだけで森歩きが3倍は楽しくなります。
そのうえ、息子が興味をもったムシや花などを大きく撮影しておけば、Google画像検索などで名前や生態を調べることもできるので、楽しさはさらに広がっていきます。しかも、「ZEISS Touit 2.8/50M」の最大の魅力はZEISSのPlanarマジックともいえる、ピントを合わせた被写体がまるでぼけた背景から浮かび上がってくるような高い表現力。筆者や筆者のレンズレビューの師匠である小山壯二氏なども強く引きつける描写は、多くのレンズ好きも認めるところです。
そのため「ZEISS Touit 2.8/50M」を使っているだけで、多くのレンズ好きに「わかっているんだ」と思ってもらえることも、所有満足度を大きくアップしてくれるでしょう。ある意味、最強の森歩き用マクロレンズともいえる「ZEISS Touit 2.8/50M」はアウトドア好きにも、ぜひ味わってもらいたいシャープな1本に仕上がっています。
「ZEISS Touit 2.8/50M」の詳細と購入について
製品の詳細についてはケンコー・トキナーの公式サイトをご覧ください。
データ出典
「ZEISS Touit 2.8/50M レンズデータべース」
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齋藤千歳(サイトウ チトセ・Saito Titoce)