さて前回アウトドアスタイルコンビニ田中商店を大満喫しました筆者。
前回の訪問
一旦商店から今日のお宿、特別にお借りしましたプレオープン田中商店キャンプ場(仮)へ。
全て自身で開拓中! との事で現在やっと斜面の整地が一部おわって平地に。
これは中々大変な作業、商店の運営の合間を縫ってなので時間もかかるワケだ。
年内には正式オープン予定です、気長に待とう!
この時はまだまだ天候も良好だったのですがね、その辺は回を進めた先のお話。
今回貸切という事で普段全く出番のないニーモのヘキサライトを一人で贅沢使用。
なかなかに巨大で基本自分が行く先々のキャンプサイトでは早々張れないのです。
巨大な割に設営は一人でも簡単なのですが・・・ 後日干すのは大変です(笑)
これをベースキャンプにして次の目的地、プライレットさんへと向かいます。
大体田中商店から車を走らせること約20分前後でしょうか。
桐生のギリギリ街中、吾妻山と桐生が岡遊園地のおひざ元にアズマベースとしてプライレット・アズマキッチンさんがあります。
筆者そこそこ桐生には訪れているのですがここは絶妙に通らない所で恥ずかしながら今まで存じ上げませんでした。
ではなぜプライレットさんを知ったのか? と申しますとこれも不思議な縁で少し前に新店舗調査を兼ねまして安曇野の地へ向かったのですが、ここに今年新しく居を構えたアウトドアショップ、トレックフォーゲルさんに初訪問した時に偶然プライレットさんのポップアップショップが展開されていまして。
ここで仲良くなって山ストールを購入した経緯から今回の訪問が実現しました。
面白いものです。
記事の評判が良ければ? 安曇野編も今後あるかもしれませんね。
筆者、エアストリームに惹かれてショールーム脇を抜けて先にアズマキッチンに(笑)
このサイズは中々、ボディの輝きも不思議と宇宙感があっていいですよね。
それに気づいた代表上久保さんがすかさずショールームへご案内してくれましたよ。
敷地内が隙なくお洒落空間なのが素敵です。
ショールーム内はシックなブラック系で落ち着いた雰囲気。
山ストールと同じ製法で作られたと思われる甚兵衛。
プライレット流セレクトアイテムの販売もあります。
その中の一つに筆者も個人的にお世話になっているし好きなブランドyokaさんも。
yoka製品は受注販売との事です。
そのプライレット主力商品、山ストール/マウンテンストール!
これはどういった物なのか上久保さんに語ってもらいましょう。
・上久保さん解説
希少なシャトル織機で二重に織られたストール。
シルクとコットンをメインに全て天然繊維で作られています。
シルクの機能(オールシーズン素材) ・紫外線吸収 ・防臭効果 ・速乾 ・保温 桐生伝統の織り方(風通織ふうつうおり)をした薄い布を裏表違う色で染めるため熟練した職人じゃないとできない作業。
ストールでありながら手ぬぐいのようにもなり使い勝手は抜群です。
とにかく軽くて肌触りがよく、冬でも夏でも気軽にいつでもサッと首に巻けます。
桐生市の伝統織「風通織」という二重構造なので、輪っかになったところから首を通して巻けば、
ネックゲイターとしても使用可能。
ようするに最新の機械ではない、はるか昔に存在し桐生に伝わる貴重なシャトル織機が存在したからこそ出来る、そしてこの場所でしか出来ないスペシャルな一品。
それがプライレットの山ストールなのである!
機能面では上記の通りでUVカット、消臭、 速乾、 夏涼冬暖となっております。
お洒落に街中で使うもよし、山中でマルチに使うもよしと万能選手です。
輪っか状なのでヘアバンド的にも使えますよ。
もっと詳しく知りたくなったら公式サイトを見てみよう。
山ストールにはザックリ別けますとショートとロングサイズがありますよ。
そこに基本がシルクとコットン混紡、さらに麻が混ざっている製品とバリエーションがあってそれぞれに特徴が違っていたりします。
そしてもう一つの特徴として織目なく二つの柄をシームレスに繋ぐ事が出来るので(!)
美しい二つの柄、色が楽しめる仕様になっているものも。
だがしかし筆者は購入時悩みに悩んだあげく単一カラーを選びまして人様に説明する時ちょっと難しかったりします(苦笑
ここで気になるプライレットの語源、そして目の前にそびえる吾妻山のお話も聞いちゃいます。
・再び上久保さん解説
PRIRET(プライレット)とはPrivate(プライベート)とSecret(シークレット) を組み合わせた造語です。 『自分たちが欲しいものを密かに作る』といった意味合いで名付けました。
天然繊維の上質な肌触りと高い機能性を活かし登山やハイキング、キャンプ等で使えるアウトドア専用の山ストール/マウンテンストールをつくるアウトドアストールブランドです。
・そして吾妻山
標高481m、低山なので一年中楽しめます、桐生市民なら一度は登ったことがあるはず。
駐車場もあり、桐生駅からも徒歩15分ほどで登り口の吾妻公園に着きます。街からも近く、半日ずつで山と桐生の街を楽しむことができます。
冬は空気が澄んでいるのでスカイツリーや富士山の頭もちょこっと見えます、雲海が現れる日もたまにあります。
トレーニングにも最適な山なので何回も往復している人もいます。
1日で19往復する猛者もいます。
老若男女が毎日登っています、園児が遠足で登ったりもしています。
健脚の人はさらに奥の鳴神山を目指すのもありです。
毎朝仕事前に登る人も多く、毎朝清掃登山をしてくれてる人もいます。
まさに地元の方々に愛されている山、それが群馬は桐生の吾妻山なのだ。
それでは一通り解説してもらった所で先ほどフライングしてしまったアズマキッチンへ。
ショールームすぐお隣です。
キッチンカウンターの上には手作りおにぎりが!
お昼も過ぎましてお腹もすいていたので凄く丁度いいです、ありがたや。
纏めますとアズマベースはこんなお店。
・吾妻山の麓にある吾妻山のベースキャンプ的なお店。
・敷地には山ストールの直営店とアズマキッチンがあります。
・土日はアズマキッチンでおにぎりの販売もしています。
・大きな屋根があるので夏の暑い日も雨の日も楽しめます。
・キッチンではイベントデイあり、ナイトビアガーデン開催等。
という事でおにぎり二種を購入して小腹を満たす。
ジェラートも気になりますね、今度食べてみよう!
そんなこんなでキッチンで談笑しているとここで桐生街情報が飛び出す。
なんと取材日、毎月第一土曜は街中で各種イベント開催中とのこと、そんな事を聞いてしまったらそれはこの目で確かめてみないと!
次回は桐生の街中を散策して楽しんでみようをお送りします、普段桐生界隈の山には行くけど街中は・・・ という人ほど桐生ってこんな一面があるんだ!
という所を感じて頂ければと思います。
まだまだ桐生の旅ははじまったばかりなのである。
その群馬は桐生、吾妻山にお膝元のプライレットから上久保さんに軽くガイドをしてもらいながら山頂まで登山をしてきましたのでその様子をご覧頂きたいです。
朝、集合場所のプライレット/アズマベースに到着。
この所天気が芳しくなかったですがそれを吹き飛ばすかの如くいい天気。
では上久保さんと吾妻山へ向かって出発です。
まず入口となる吾妻山公園に入りましたが・・・ 平日朝とは思えない駐車量です!
全部が全部という事はないでしょうがここから山に向かう方々も多そうな予感。
その入口には自販機がありますので入山ギリギリで水分購入も出来ますよ。
そのまま吾妻山方面へ進みます。
公園の舗装路を少し進んで右に入った所に到る道があります、もうハイカーの姿が。
そのハイカーを追う形で我々も。
はいきました、ここから入山! と思いきやまだ公園歩きで違うんですよと上久保さん(笑)
その吾妻山ですが起点にして色々な方向へ行けるみたいです。
まだこの界隈は紅葉が始まったばかりの印象、これからですね。
この界隈の山の特徴か岩が多めです、ですがこの辺りは比較的フラットでもあるので歩きやすい。
やっと!? 吾妻山登山口到着です。
心得にあるように岩場もあり、登山道も岩多めなのでそれに強い靴の方がいいと思います。もちろん歩きなれている方なら普段履きレベルでも問題ないとも言いますが各々自分と相談しましょう。
掲示板にはこれから吾妻山等で行うイベント情報が。
アズマベースでも近日イベントが開催されるみたいですよ!
では入山! 岩の階段のお出迎えです。
少し進むと女坂・男坂の選択式。筆者初回という事でやさしい女坂でと上久保さん。
とは言ってもこちらも岩ゴツゴツです。
そのまま進みますとトンビ岩。
中腹よりもちょっと下かなといった印象ですがここからもいい景色が拝めます。ここで満足して引き返すものもアリ。
そのトンビ岩でレジェンドと遭遇、なんと御年88!! そして吾妻山登頂回数4500回以上(!)
これまでも数々の山々を歩いてきたという凄い方です。今回掲載にあたりご快諾頂きました。
これからも元気でいい意味でマイペースで登山を楽しんで頂きたいです。
色々素敵なお話をして頂いたレジェンドと別れまして進みます。
基本的には低山にありがちなほぼずっと登りなのでそれなりに体力は使いますね。
先程第一とありましたように今度は第二坂。もちろん!? 女坂で(笑)
バランスを崩すと危険な箇所もありますので慎重に。
ここが稜線に出るまでの最後の登り、ひと踏ん張りです。
吾妻山の稜線に出ました、上久保さんがシッカリペース管理してますのでこちらは楽々。
後は少し稜線歩きをすれば。
そこは吾妻山山頂! 到着致しました。
ご褒美のステキ景色が待ってますよ。
山頂には手作りベンチが多数あって休憩しやすいです。
休憩中、最近はこの水筒をよく使ってますのスタウトエア。キャップにアズマベースのステッカーがピッタリ貼れたのもお気に入り。
この景色! 桐生の街並みがドーンです、澄んでいれば遠くはスカイツリーも見えるそうです。
標高481m、決して高い山ではありませんし山頂までそんなに時間もかかりませんが、山として登山の魅力がキュっと詰まった山だなと思いました。
では初回という事もありサックリピストンで戻ります。
下りはサクサク戻れますが故、足元注意です。
あとちょっと。
はい無事に下山、戻ってまいりました。約一時間四十分とコンパクト登山でした、いつか吾妻山からさらに奥へと一日かけて進んで見たい気持ちになりました。
ちょっと休憩していきませんか? という事でお言葉に甘えましてアズマキッチンでゆったり。
アズマキッチンと言えば個人的にはおにぎりなイメージなのですがデザートも充実。
上高地の天然氷なんていう魅惑のワードも。
マッタリしていますと。
特別にコーヒー淹れて頂きました、最高!
そしてそのカップがまさかのノダテさん! 前日の長野松本アルプスサミットでもお世話になりました。
過去のイベントレポートより
ちょっとプライレット情報も、炭酸OKなプライレットロゴ入りの水筒がありました。
桐生も街情報としてこの連休(2024.11/2~4日)にかけましてイベントラッシュ。ほぼ街全体でなにかしらのイベントが発生しますよ、見所沢山!
コーヒーを頂いてアズマキッチンを後にしましたらこちらもと田中商店さんもご挨拶に。
田中商店さんもまだ国内ではここでしかお目にかかれないだろうライトハートギアをはじめ魅惑の品々で一杯ですよ、気になる方は前回の田中商店編・アルプスサミット前編をご覧あれ。
という事で念願のプライレット上久保さんと吾妻山に登る事が出来ました。
その上久保さんのお話通りで平日とは思えない賑わいで他の山なら土日か! という位山愛好家で溢れていまして驚きました、そして普段の山行より挨拶から会話に発展する事が多く皆様親しみやすいんだなと。
とても地元の方々に愛されていることを実感いたしました、いい山です機会があれば登ってみることをお勧め致しますという所で追記吾妻山編締めたいと思います。
今回お邪魔したお店「アズマベース・プライレット/アズマキッチン」
不定期営業
群馬県桐生市宮本町3-6-30
連絡先090-6316-1388
公式サイトhttp://priret.com/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/priret/
YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UC3IXHuzwKm8TnfRNlO4-XBQ/feed
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yans