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【忖度なしの自腹レビュー】軽さと強度の絶妙なバランス!槍穂でのテント崩壊で辿り着いた自立式シングルウォールシェルター「プロモンテ UL10-3S」実践レビュー

数年間、私はワンポールシェルターやツェルトなどの「非自立式のシェルター」でテント泊を続けてきました。その理由はもちろん軽さもありますが、設営・撤収が圧倒的に早いなど、とにかく機動力が抜群だったからです。

ところがこの夏、槍ヶ岳山荘と穂高岳山荘のテント場での二夜、強風にあおられ、私のシェルターはあっけなく倒壊しました。

北アルプスでのテント倒壊で思い知らされた、日本の高山における「自立式」の優位性

岩が多く、ペグが効かない北アルプスのテント場では、非自立式のシェルターは設営に苦労します。

ペグが打てずに傾いたり、風に煽られ、テンションが抜けた瞬間に倒壊することも珍しくありません。そんな厳しい環境では、やはりテントは「自立式」が圧倒的に有利です。

そこで注目したのが「自立式のシングルウォール」タイプのテント(あるいはシェルター)です。軽量性や設営・撤収の簡単さのメリットを残しつつ、「非自立式」が抱える課題を解決できると考えました。

そこから市場リサーチからの候補洗い出し、各モデルを実際にお店で見たりして、自分の志向するスタイルと照らし合わせながら徹底的に吟味した結果、購入したのがプロモンテ UL10-3S でした。

この記事では、購入に至るまでの比較プロセスと、購入したUL10-3S のフィールドレビューをお伝えします。私と同じように「非自立式のシェルター」で苦戦しているハイカーはもちろん、軽さと安定感に長けたテントを探しているハイカーの方々は、ぜひご覧いただければ幸いです。

1.市場リサーチ:自立式シングルウォールシェルター 最強候補10選

2025年は、軽量で設営が簡単な自立式シングルウォールテントやシェルターが各メーカーから続々登場した年です。その中から、重量・耐久性・居住性のバランスが優れた10点を厳選しました。軽さを優先して3シーズンでの使用を前提とすると、チョイスは必然的に自立式テントの中でもより簡易な作りの「自立式シングルウォールシェルター」が候補となってきます。それぞれの選出理由や期待感などとともに紹介します。

1. ヘリテイジ クロスオーバードーム f <2G> 540g

快適性?結露?何それ?な、カリカリに絞った軽さNo.1 軽量シェルター!

2. プロモンテ UL-10 3S 680g

自立式シングルウォールなのに前室あり!軽量ながら老舗プロモンテによる耐久性と高品質が期待の軽量シェルター

3. Samaya RADICAL1 694g

極めて高価格帯だが、過酷なアルパインを想定した全天候でも対応可能なシングルウォールテント

4. mont-bell U.L.ドームシェルター 1 751g

独自素材の超軽量素材「バリスティック エアライト」で強度と軽量性を両立!

5. ARAI TENT ライズ1 880g

自立式シングルウォールシェルターの定番と言えばこれ!冬でも使える汎用性の高さも魅力

6. PAAGO WORKS ZENN Dome Shelter 895g

広々とした前室と室内空間、デザイン性・軽量性・快適性が高く、いかにも所有欲を掻き立てられる

7. LOCUS GEAR Diedi DCF LSD 960g

DCFで雨漏りの心配なし、そしてひたすらに美しい軽量シェルター!注文制・高価格で入手は大変。

8. HYPERLITE MOUNTAIN GEAR CrossPeak2 964g

これも手が届きにくい価格ながら、2人用で上部空間も広々した室内、生地も安心のDCFを採用した、HMG初となる自立式シェルター。

9. プロモンテ VB-11 1050g

UL-10 3Sと同様自立式シングルウォールだが、こちらは前室無しで悪天候でも安心の耐久性を備えているのが違うところ。つまりアルパインや冬山など過酷な登山を目指すならこちら。

10. Six Moon Designs Lunar Orbiter Tent 1,225g

SMD初となる注目の自立式シェルター。シングルウォールと前室のハイブリッド構造で居住性がかなり高いし、生地もある程度耐久性があって安心。その分やや重いか?

2.絞り込み:自立式シングルウォールシェルター厳選3選を比較

上記の10モデルのなかから特に悪天で安心して使えるかを重視し、さらに軽量性・設営性・耐候性・購入しやすさを考えて3モデルを厳選し、比較してみました。

タイプ軽量コンパクトを最優先させつつ最低限の強度もキープしたULバランスタイプ快適さと強さを備えた機能美タイプ贅沢な居住性と堅牢性を兼ね備えたラグジュアリータイプ
アイテム名プロモンテ UL-10 3SPAAGO WORKS ZENN Dome ShelterSix Moon Designs Lunar Orbiter Tent
イメージ
寸法
ここが◎
  • 最軽量クラスの698g
  • 設営3分ほど、どんな場所でも建てやすい
  • 天井高105cm+前室付きで快適、通気性も良好
  • 圧倒的な前室の広さ
  • 形が美しい
  • 耐風性の高さ
  • 天井高121cmの快適性
  • 前後の広々な前室
  • フロア40Dの耐久性の高さ
  • SMDらしいデザイン
ここが△
  • 収納袋が小さく収納がややシビア
  • 900g近い重量
  • 1.2kgと軽量とは言い難い重量
  • 価格がやや高い
Outdoor Gearzine 評価
居住性★★★☆☆★★★★☆★★★★★
設営のしやすさ★★★★★★★★★★★★★★☆
対候性★★★★☆★★★★☆★★★★☆
耐久性★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆
重量★★★★★★★★☆☆★★★☆☆
収納性★★★★★★★★★☆★★★☆☆
スペック
フロア寸法(cm)205 x 90205 x 100228 x 112
フロア面積(㎡)1.852.052.55
前室面積(㎡)0.310.821.02
高さ(cm)10595121
重量(g)680(本体+ポール)895(本体+ポール)1,255(ガイライン4本、ペグ6本を含む総重量)
本体素材20Dナイロンリップストップ20D ナイロン シリコン/PUコーティング20D Silicone Coated Polyester
フロア素材20Dナイロンリップストップ未公表40D Silicone Coated Polyester
耐水圧(mm)1,037以上2,000未公表
ポールDAC/NFL8.7mmDAC/Featherlite NSL Φ8.5mmDAC/Featherweight
参考価格(2025年10月現在)59,400円57,200円97,900円

3.「プロモンテ UL-10 3S」に購入決定

そのうえで「どれが買いか?!」を徹底検討した結果、ベストとして選んだのがUL10-3S です。

理由は、トップクラスの軽さにもかかわらず前室があって高さ105cmという十分すぎる居住性、スクリューフックや四隅のスリーブなど設営のしやすさと耐風性の高さを両立させており、軽さだけではなく広さと強さと使いやすさ、それらのバランスに優れたシェルターだからです。

これこそが私の考えるベスト自立式シングルウォールシェルターと考え、UL10-3S を購入してフィールドテストしました。  

とはいえ、何度も言うように、これは一般的な山岳テントに比べれば強度が高いという訳ではなく、あくまでも「最低限の強度」と位置づけられている自立式ツェルトですからそこは注意が必要。それらを踏まえ、覚悟したうえで強風や大雨、アルプスで一夜を過ごしたらどうなるのか?さまざまな環境で試してみた結果をお伝えします。

UL10-3Sの主な特徴

プロモンテ「UL-10 3S」は、1人用・3シーズン対応の自立式シングルウォールタイプのシェルターです。商品名に「UL」と記載されているとおり、軽量化に焦点を当てたテント(シェルター)で、プロモンテはこのテントを「自立式ツェルト」と位置づけており、シンプルな構造はアルプスなどのペグが打てずスペースも狭いテント場でも無理なくスピーディに設営できます。重量はわずか698g(本体412g+ポール286g)と、自立式構造としては驚異的な軽さです。生地には20デニールのナイロンリップストップを、入口部分はなんと10デニールナイロンリップストップを採用しています。耐水圧は1,037mm以上と控えめですが、透湿性は8,000mmと高く、シングルウォールテント最大の悩みである「結露」を大幅に軽減できます。さらに前室パネルに通気性の高い素材を組み合わせることで、内部の湿気を効率よく排出し、シングルウォールテントとしては驚くほど快適な居住性を実現しています。さらに、前室が30cm確保されており、登山靴や炊事道具を雨から守るスペースもあります。自立式としての構造的な対候性の高さを備えている一方で、一般的な自立式山岳テントに比べればプロテクションや耐久性は抑えられており、使用にはある程度の悪天に対処できる知識と経験が必要です。ある程度の経験を積み、ツェルトでは快適性が物足りないが、従来のテントでは重すぎる──。そんなULハイカーのジレンマに応えるのが、このUL-10 3S です。

お気に入りポイント

  • 自立式シングルウォールテントとしては最軽量クラスの実測698g!
  • 自立式テントならではの場所を選ばない建てやすさ、簡単な設営
  • 3分程度で設営を可能にする数々のディテール
  • 天井高さ105cmなど快適に過ごせるテント空間
  • 登山靴などを置けるうえに結露対策にもなる前室の存在
  • 前室パネルに通気性の高い素材を使うことにより、内部の湿気を効率よく排出
  • シーム処理の美しさ

気になったポイント

とはいえ、完璧なテントは存在しません。実際に使ってみて気になった点も少しありました。

  • フロア生地は防水性能が高い反面、雨天時は室内の結露が流れ落ちてフロアに貯まってしまうことがある。
  • 天井にランタンフックがないこと
  • 張り綱が別売りであること
  • 収納袋が小さいなため収納がとても大変

こんなハイカーにオススメ!

UL10-3Sは「非自立式シェルターでは不安、でも一般的な自立式テントでは重すぎる、そんな“中間点”を探している脱ビギナーのULハイカーに最適」な選択肢だと感じました。

また、普段はダブルウォールテントを使っているハイカーにも是非試してほしいです。きっと必要十分な機能が備わっていながらその軽さとシンプルさに驚くことでしょう。

4.実際にフィールドでテストした詳細レビュー

テスト環境

【期間】9月〜10月
【気温】4℃〜17℃
【山域】中央アルプス、比良山系
【天気】晴れ、暴風雨
【アクティビティ】ファストパッキング

驚きの軽さ:実測698g。自立式では驚異的な軽さ!

収納袋込みで698g

重量はわずか698g(本体412g+ポール286g)と、自立式テントとしては驚異的な軽さです。軽さの秘密は、前室、テント本体、フロア部分の生地が20デニールナイロンリップストップ(ポリウレタン防水加工・透湿加工)と非常に薄く、入口部分はなんと10デニールナイロンリップストップ(通気撥水加工)を採用しているからです。

20デニールは透けるほど薄い

10デニールの薄さ!

また、ポールも最軽量の部類であるDACのNFL8.7mmであり、極限まで重量を抑えています。

8.7mmの細いポール

軽量性という点ではヘリテイジのクロスオーバードームf(540g)に軍配が上がりますが、前室の有無が異なります。重量と前室は、確実にトレードオフになるので、このあたりはハイカーが何を重要視するのか?どこまで我慢できるのか?がポイントになってきます。筆者としては、重量が150g重くなったとしても、前室がある方がメリットが多いと考えています。

セット内容と設営:自立式テントならではの場所を選ばない建てやすさ、使い手の視点に立った簡単な設営

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付属品はテントとポールのみ。ペグと張綱は別途購入が必要です。

設営手順

UL10-3Sの設営は非常にシンプルで、ポールを四隅のスリーブに差し込み、ハブ構造で自立させてフックを掛けるだけです。慣れれば4分以内に設営でき、アルプスなどの狭いテント場でも場所を選ばず設営できます。

ポールをパキパキと組み立てスリーブに通します。

使い手の視点に立ったディティール

差し込みやすさを考慮したスリーブとポールになっており、使い手の視点に立ったディティールが素晴らしいです。

四隅の根本をスリーブ式とすることで剛性力アップ

片手で持ちやすい。

スリーブ手前側が下がっているのでポールがスッと入ります。

ポール先端に丸い突起があるので、滑らかにスリーブに入ります。

吊り下げ式のフックも工夫されており、回すだけのスクリューフックなので、力はほとんど必要とせず、パチッ、パチッと素早く取り付けられます。

回すだけの簡単さ。このシンプルさが好きです。

四隅のガイラインは黄色で視認性が高いです。

青色と黄色の組み合わせは視認性も良いです。

設営した感想

実際に設営して感じたのは、ストレスなくテキパキ簡単に設営できたことです。

強風や大雨などの悪天候時に真価を発揮するでしょう。

あと細かい話ですが、収納袋にテントを入れ直すのは至難の技です。製品上コンパクト性を謳う必要性は理解していますが、筆者はスピーディーさを追求したいので、少し大きめのドライサックに入れて持ち運んでいます。

収納袋に入れるとパツパツの状態です。

快適性:高い天井で狭さを感じさせないテント空間

UL10-3Sは前室を備えており、さらに天井高を105cm確保するなど、軽量性と居住性を高次元で両立しています。

前室は30cmと広くはありませんが、閉めた状態でも煮炊は可能であり、必要十分なスペースです。

シューズ、ストーブ、水筒、カップが置けて煮炊きも可能です。

天井高さ105cmの空間は、身長170cmの筆者がテントに入っても頭がつかず、テント内で着替えもできるので非常に快適です。

また、結露しても体に触れないというメリットもあります。

余裕のある頭上クリアランス

シングルウォールテントの最大の悩みである結露対策も秀逸でした。

まずは前室パネルには通気性の高い素材を使うことにより、内部の湿気を効率よく排出します。全面メッシュであったらもっと通気性は上がったかもしれませんが、あえてメッシュ部分を限定し、薄くてもファブリックをメインにしたことは、日本の山岳を考えたうえでの判断でしょう。

透けそうなほど薄い10デニールの前室パネル。部分的にメッシュになっている。

さらに蚊帳付きベンチレーションが空気の通り道を作ります。このベンチレーションは絞りが付いているため、低温時には絞ることで風をシャットアウトすることもできます。

絞るだけのシンプルさ。

それでもシングルウォールの性質上、天候によってはどうしても結露が発生します。

実際使ってみると、雨の日は結露が防水生地のフロアにしたたり落ちて、少しだけ水がたまっていました。

雨天時には結露で壁から落ちた水がフロアにたまることも

ただここは構造上どうしようもない部分でもあり、またここまで水が溜まるのもあくまで悪天候時のみで、通常の天候でしたらそこまで結露は発生しませんでした。

そうはいってもこれに関しては評価が分かれるところでもあるかもしれません。個人的にはこの程度なら安心感とのトレードオフと割り切れると考えており、こんな時はあらかじめ用意しておいたマイクロファイバー製の速乾性タオルなどでこまめに拭き上げれば問題なし。

防水性についてはシーム処理が事前に施されており、その処理も必要最小限のシームテープにより美しく措置されています。自分でシーム処理するとなると、ここまで丁寧にはできません。

シーム処理が丁寧で美しく、DIYでは不可能なレベル。

あえて言えば、テント頂部にランタンフックはありませんが、小さいランタンならベンチレーションに引っ掛けることも可能です。

小さいランタンを引っ掛ければ手元作業もしやすい。

秋の中央アルプスで一泊

9月下旬、中央アルプスの檜尾小屋のテント場で一泊しました。天候は晴れでしたが、明け方の気温は4℃まで下がり、強風も吹いていました。

今まで非自立式のシェルターを使ってきた筆者の感想としては「快適」の一言です。夜の19時頃から、テント内の壁に結露が発生しましたが、ベンチレーションでしっかり換気できたので、寝るときには結露がなくなっていました。フロアは少し結露していましたが、これはどんなテントでも発生するもので、気になる方はグランドシートを使うほうがいいと思います。

明け方のフロア部分は少しだけ結露したが、気にならないレベル。

明け方、気温が4℃まで下がりましたが、テント内に寒さを感じることはありませんでした。また、張り綱がない状態でしたが、明け方の強風でも特に不安を感じませんでした。

大雨の比良山系で一泊

10月初旬、雨の比良山系で一泊しました。天候は雨が降ったり止んだりで、湿度は高かったです。

吊り下げ式の形がシンプルで美しい

筆者の使用状況。

シュラフカバーとしてエスケープビビィを使用している。

雨の日の結露状況

この日は風もあり、しっかり換気できていましたが、湿度が高かったこともあり、20時頃から徐々に結露が発生し、その後もずっと朝まで結露し続けました。シュラフにはシュラフカバーを掛けているので、朝までぐっすり寝れましたが、朝に大雨がふり、気付けば防水生地のフロアに水が溜まっていました!撥水も効いていますし、シーム処理もされているので、おそらく結露が流れ落ちて水がたまったんだと思います。

これはもうシングルウォールの構造上、ある程度どうしようもない部分があり、速乾性タオルなどで小まめに拭き上げることで防ぐことができそうです。

強風に対して

テント設営地は風の通り道で、この日も強風に吹かれました。

UL10-3Sは張綱なしの状態で販売されていますが、この日の強風では張綱でテンションをかける必要性を感じました。コストや重量の関係かもしれませんが、張綱が最初から入っていてもいいと感じました。なお、UL10-3Sは重量と耐久性をトレードオフにしているので、この日のような強風は大丈夫ですが、大荒れの暴風レベルだと危険ですのでご注意ください。

メンテナンスの大切さ

プロモンテのホームぺージでは、テントに関する頻度の高いトラブルとその対策が示されています。

「テントに関するトラブルについて」

例えば、「ポールは最後まで差し込む」、「使った後のテントはしっかり乾かす」など、基本的なことばかりですが、意外と忘れがちだったりしますし、このようなぺージを作るプロモンテには頭が下がる思いです。

まとめ

非自立式のシェルターを長年使ってきた筆者にとって、UL10-3Sは“軽量化と安心感のバランス”を改めて実感させてくれたテントでした。

重量698gという驚異的な軽さでありながら、狭いテント場でも確実に設営でき、強風下でも安心して眠れる──そんな「現実的なUL装備」としての完成度は極めて高く、山行の自由度を大きく広げてくれます。設営の速さ、居住性、軽さ、そして使う人を選ばないバランスの良さは他の自立式シングルウォールシェルターには無い魅力です。

ただ確かに、結露対策には課題が残ります。特に悪天候時にはフロアに水が溜まるなど、シングルウォールゆえの宿命もあります。ですが、その欠点を理解したうえで使いこなせば、UL10-3Sは“頼れる自立式ツェルト”として、北アルプスをはじめとした高山テント泊において強力な味方となるでしょう。

シェルターの自由さとテントの安心感。その“ちょうどいい中間点”というべき絶妙な魅力を備えたUL10-3Sは、これから軽量化に挑戦したいハイカー、あるいは非自立式シェルターに限界を感じたハイカーにこそ試してほしいテントです。

村上ハルキ

登山歴5年、UL歴2年。まだまだ試行錯誤中のハイカーです。ロングハイク好き。旅も好きで国内外問わず出かけています。初心者の視点から感じたことを中心に、読者の皆様に「来週も山行くぞ!」と感じてもらえるように分かりやすくお伝えしていきます!