これ食べる前から絶対に旨いやつじゃん。GABANと田中ケン氏がコラボしたスパイス「Fista アウトサイドハーブスパイス」がどんな料理にも合いすぎた
少し前の話になりますが、今年のGWはいつもと違って家族でのんびり。どこかにワイワイ出かけるわけにもいかず、Outdoor Gearzineオフィスのある飯山に行き、庭の草を刈り、家の周りを散歩し、そこら中に広がる菜の花畑を愛でたり。食事といえば久しぶりに暖かくなった庭でバーベキューをし、肉や野菜を焼いて過ごしたのでした。
子どもが生まれてから家族でキャンプはよくやるようになったものの、正直バーベキューの味も飽きてきたなぁと感じていたところ。ずぼらな自分は焼肉のたれの銘柄を変えるくらいしか思い浮かばないのですが、そこにこの春やってきた新しい味「Fista アウトサイドハーブスパイス」が、マンネリ化したバーベキューばかりか、我が家の食卓に革命を起こしやがりました。
Fista アウトサイドハーブスパイスとは
一言で言えば、プロが作った本格仕様の
手掛けたのは、かつてのアウトドアブームを牽引した、キャンプ文化のパイオニアであり、野遊びの達人「田中ケン」氏と、ブラックペッパーをはじめ世界各国で親しまれる多彩な香辛料を取り扱うスパイスメーカー「GABAN」。
その最強タッグによって生まれたシャレオツデザインの新しい調味料は「素材の味を際立たせる14種類のスパイスを厳選ミックスし、焚き火料理の醍醐味であるスモーク感との調和を前提にした本格派アウトドア用スパイス」だと……。
具体的にハーブの名前は載っていないので、原材料名から想像してみます。
塩、胡椒はもちろん、ガーリックや唐辛子、オニオン、パセリ、オレガノ、みかんの皮、コリアンダー、ジンジャー、セロリ、バジル、パプリカ、ローズマリー……なんか数えていったら14種類以上あるやん!
これもう食べる前から絶対に旨いやつ
最近ではスーパーでも「クレイジーソルト」的な商品をよく見るようになったほど、こうした塩・胡椒だけでなくいくつかのハーブ・スパイスがMIXされた調味料が増えてきているのは事実。そしてその手の調味料、試してみてマズかった試しがない。だとしたら、これもマズいわけがない。自分統計的にはもう「食べる前から絶対に旨いやつ」確定です。
そして実食。
そしてこのGW期間前後にいろいろな料理にかけてみたわけですよ。まずは基本中の基本、バーベキューでのお肉にふりかけてみました。
クレイジーソルト的なハーブ入ソルトは、あくまでも「塩」なわけで、味は結構「SHIO」主体で、しょっぱいですよね。
でもこのアウトサイドハーブスパイスはさらさら、さらさらと味を確かめるために結構しっかりかけたのにも関わらず、思ったよりもぜんぜん「塩辛くない」のです。そればかりか、期待以上に柔らかくて深い塩味。そして粒の大きさを意図的にまばらにしたことによって生まれたバラエティに飛んだ食感も楽しい。
続いて鶏もも肉の串焼きに。ハフハフ、旨い。
野菜にも。現地で調達したおばけシイタケを炙り、そこにもパラパラと。もうたまらん。
最後にはもう決して義務感ではなく、ただ止まらなくなっただけ。とにかくいろいろなものにかけてみましたが、多様な材料が溶け合った深い味わいはどんな食材もマッチしてました。
バーベキューだけじゃない、家でも大活躍
ここまでバーベキューだけではもうもったいない。引き続き、家の料理にも使ってみました。そしたらこれ、バーベキューにも合うけど、「じゃがいも料理」と「魚介系の料理」にはもっと合うってことに気づいちゃいました。もちろんそうした料理は普通に味が決まっていてそれ自体おいしいのですが、ジャーマンポテトやガーリックシュリンプなどに振りかけると、いつもの味にさらに豊かなコクが生まれますよ。
ということでみなさんもぜひ。
美食家でもなんでもない自分が言うのもなんですが、そんなものぐさなぼくでも手軽に本格グルメな味が楽しめます!いつものキャンプの味に一工夫欲しい人、日常の調味料でシンプルな塩コショウの味に飽きてきた人はぜひ試してみてはいかがでしょう。