アンバサダーがワークマンの秋冬新作をチェック!【1】 冬の山歩きに使えそうな防寒ジャケットを片っ端から着てみた

街にはクリスマスソングが鳴り響き、寒さが肌身にしみる季節。使い捨てカイロをポケットに忍ばせている方も多いのではないだろうか。

低価格高機能ウェアを取り揃えた絶好調のワークマン。近年では自社ブランドも好調で、アウトドアなどのアクティブウェアシリーズの「FieldCore」は、実際に山で使用している方もよく見かける。安いからと言って、機能性に乏しく、粗悪品と決めつけるのは、よくない。実際に使ってみて、その使いやすさ、使いにくさを吟味する必要があるのではなかろうか。

当サイトはワークマンアンバサダーとして、今シーズンもたくさんのギアを使わせてもらえることになったので、これから何回かに分けて注目のアイテムを実際に使ってみたレビューをお届けしたい。まずは、この冬、気になる防寒ウェアを紹介しよう。

  • HJ001D AERO STRETCH(エアロストレッチ)ブルゾン
  • 2230 防寒ウィンドシェルジャケット
  • WZ4000 WindCore(ウィンドコア)ヒーターベスト(バッテリーセット)
  • HJ006A AERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット)フーデッドパーカー
  • HV004C 防寒ベスト

HJ001D AERO STRETCH(エアロストレッチ)ブルゾン(アウトドアオススメ度★★★★☆)

撥水性△ 耐風性◯ 保温性◎ 肌触り◯ ストレッチ性◎ 通気性△

休息時などにはかなり重宝する。表地も裏地もストレッチ性に富んでいるので動きやすい。温かさはかなりいいが、長時間のアクティビティー使用は蒸れる。通気面でやや不向き。

オリジナルアウトドアブランド「FieldCore」のブルゾン 2019年モデルをピックアップ。防風、伸縮、軽量と多機能ぞろいの人気商品だ。

伸縮率130%と銘打たれているだけあって、ストレッチ性に優れ、かなり動きやすい。とりわけ、腕まわりは、動きやすくしたデザインだけでなく、脇まわりの中綿量までも調整されている。その甲斐あって、腕の上げ下げなど、とてもスムーズに動かせる。

また、なによりもポリエステル100%の中綿使用で、温かい。乾燥しがちな冬場に嬉しい静電抑制加工済み。2019年モデルはコンパクトに収納できるポケッタブル仕様に進化も。内側の大型ポケット(500㎖ペットボトルが3本も入る)に収納できる。保温力はあるので、休憩時などの着用をおすすめする。保温力がある反面、蒸れやすいので、登山などのアクティビティ中の着用はやや不向き。

ポケッタブルモデルで、ご覧のようにコンパクトになる。とはいえ、もうちょっと圧縮できそうな気がしなくもない。

手首まわりも適度にストレッチ性を帯びている。

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防寒ウィンドシェルジャケット(アウトドアオススメ度★★☆☆☆)

撥水性△ 耐風性◎ 保温性◯ 肌触り◯ ストレッチ性△ 通気性△

やや大きめの作り。防風に特化したアウターとして着るといいだろう。

フリースの裏地。手触りはかなり滑らか。

若干大きめのデザイン。中にフリースなどを着ていたとしても、十分着用できるジャケットだ。

表地と裏地フリースとの間に、防風(TPU)シートが組み込まれており、外からの冷たい空気をシャットアウト。また、柔らかく肌触りがいい裏地フリースは暖かさをキープしてくれる。

ただ、アウトドアの行動着として、長時間着用していると、ウェア内に熱が籠もってしまいがち。通気性は正直よくない(逆に保温性はかなりいい)。コンパクトに収納する際は、ウェア全体をフードの中にすっぽり包みこんでもいいだろう。フードにアジャストコードがあれば、使い勝手はさらにいいはず。

フードに包み込んでみたら、なかなかコンパクトに収納できた(かな)。フードにアジャスターコードがあれば、もっとコンパクトになるはず。

WZ4000 WindCore(ウィンドコア)ヒーターベスト(バッテリーセット)(アウトドアオススメ度★★★☆☆)

お手入れ△ 耐風性◯ 保温性◎◎ 肌触り◯ ストレッチ性△ 通気性△

バッテリーを充電して、バッテリー本体のスイッチを入れてから、ベストのスイッチをいれる。温まるまでの時間は1分もかからない。腰まわりからじんわりと温もりを感じる。

赤く点灯、約50℃。着用しながらだと、点灯色の確認がしづらいので、いったん脱ぐ必要がある(泣)

ヒーター付き電熱ベスト。そう、電熱シートを組み入れた防寒ベストだ。バッテリー式で、背面の電熱シートは最大約50℃までにもなる、まるで着るコタツ。

温度調節な3段階で、右胸にあるスイッチが3色に点灯。赤は高温約50℃(約5時間)、白は中温約45℃(約7時間)、青は低温約40℃(約)(17時間)。バッテリーは専用ACアダプターで充電。満充電までは約2~3時間。ベストの右脇ポケットには内蔵されている端子コードにバッテリーを接続し、スイッチオン(オンオフは3秒長押し)。瞬く間に、温かくなる。特に腰は温かさを感じやすい。まるで、貼るカイロを何枚も貼っているように温かい。

バックパック等を背中に背負う際は、押し当てられて不快だし暑いので、やはり行動中に着るものではない。その他の難点はベスト自体には保温力があまりないこと。バッテリーが切れると、保温力は急激に低下する。正直、寒い。メインの防寒着としては不向きだと言わざるをえない。また、スイッチは右胸の上部にあるので、着用したまま、何色に点灯しているのかを確認するのは、やや見づらい。そして、身丈がやや短めなので、中に着るウェアの配慮が必要だ。また、バッテリー式の電気製品ゆえに、もみ洗い・洗濯機洗浄は絶対に不可で、洗濯は手で押し洗いのみなのは、山使用となるとハードルは高いか。

逆に外部の気温が低い場所のあまり動かないシーン、例えば冬の屋外のスポーツ観戦などであれば、この薄さ・コンパクトさでホットカーペット並の暖かさが実感できるという意味で非常に重宝するだろう。

右ポケットにはバッテリーと接続するコードが。接続したら、ポケット奥に収納する。

ACコード対応のバッテリー。iPhone8(奥)と並べてみた。厚みが気になる。

HJ006A AERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット)フーデッドパーカー(アウトドアオススメ度★★☆☆☆)

耐風性◎ 保温性◎ 肌触り△ ストレッチ性◯ 通気性×

肉厚のボール状中綿で、表面からしてボコボコしている。

裏地に反射性の高いアルミプリントを使用した、パーカー。着てみた感じ、ポリエステル100%の中綿がパンパンに入っているのがわかるほど、かなりフカフカ。2019年モデルはボール状の中綿で、保温性が向上されている。

まさしく、謳い文句どおり保温性、防風性も期待どおり。強い北風でも問題なしだ。裏地のアルミプリントが体温を反射し、ウェア内の暖かさをキープ。袖口、手首まわりは伸縮性の富んだ作りで、密封性はバッチリ。最大伸縮率は130%。ウェア全体にストレッチが効いているため、思いのほか、動きやすい。

とはいえ、中綿パンパン感がどうしても動きやすさを遮っていることは否めない。ウィークポイントは通気性や換気の悪さ。保温性能、防風性能はいいけれども、やはり体を激しく動かすとなると、熱は籠る一方だ。相当極寒のフィールドでないと、着用は難しいけれども、軽い運動や休憩用には最適な一枚とは言える。

体温を反射し、暖かさをキープしてくれるアルミプリント。見た目、ちょっと派手!

裾口と袖口は伸縮性が高い素材。冷気の侵入をしっかりガード。

HJ006A AERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット)フーデッドパーカーFieldCore フィールドコア 作業着 作業服 メンズ 秋冬 ストレッチ 全4色 S-4L | 防寒 防寒着 防寒服 撥水 パーカー ジャンパー ジャンバー 作業ジャンパー あったか ユニフォーム

HV004C 防寒ベスト(アウトドアオススメ度★★★★☆)

耐風性◎ 保温性◎ 肌触り◎ ストレッチ性◯ 通気性×

襟周りの潤沢な中綿が、ぬくぬくと温かい!

これは大したもの!ダウンを模した化繊中綿がたっぷりと入った防寒ベスト。しっとりとした心地よい肌触り、そして最高にぬくぬくと温かい。

表地は起毛して落ち着いた風合い。裏地はストレッチ性があり、着ていて窮屈感もなく。何より襟周りの豊富な中綿が保温性と着心地の良さを決定的にしてくれる。流石にダウンや高価格帯の化繊中綿と比べれば重量あたりの保温性も、圧縮性も高いわけではないので、多少かさばるのはしょうがないけれど、袖部分がないベストな分だけ、そこまで邪魔にはならない。ポケットがたくさんついているのも◎。デザインはクラシックでやや古風な印象がしないでもないが、普通に防寒着としてアウトドアでも使える一着。

HV004C ファイバーダウン防寒ベスト FieldCore フィールドコア 作業着 作業服 メンズ 秋冬 防寒 全4色 M-3L

まとめ

ワークマンの(アウトドア向け)防寒ジャケットの良さはとにかく、価格あたりの保温力、プラス耐久性と動きやすさ。スポーツ観戦や冬キャンプ、軽い山歩きには十分なパフォーマンスを提供してくれる。今回のモデルはどれもその部分ではアウトドアウェアにひけをとらない十分なクオリティが感じられた。

ただ一方、当たり前だという人も多いと思うが、念のためきちんと話しておくと、雪のついた厳しい環境で長時間の激しい活動を想定すると、やはり本格アウトドアウェアに及ばない部分が多いことは忘れてはならない。驚きの価格と引き替えに、発汗時など様々なシーンへの対応力や、重量・収納性など細かい部分では登山用ウェアとの差がはっきりとある。はっきりしたことは言えないが、使い分けだと思う。アウターやインナー、ご自分のアウトドアライフに合った、ウェア選択をすべきだろう。続く……。

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