
THE NORTH FACE「Summit VECTIV Pro 3」レビュー:限界突破の一足。履いた瞬間、”勝てる”と感じた!
THE NORTH FACEのトレイルランニングシューズ「VECTIV」シリーズは、2025年3月、その進化の結晶「バージョン3.0」をリリースしました。速度(Velocity)と効率性(Effective)を組み合わせた造語「VECTIV」の名を冠する通り、アスリートのパフォーマンスを極限まで引き出すことを目的とした、まさに”本気”のギアです。
その中でも、最もアグレッシブにして最高峰の存在、それが「Summit VECTIV Pro 3」です。2021年の初代VECTIV登場から4年にわたり進化を続け、今モデルで第3世代。革新的な5層構造ソールユニット、そしてデュアルカーボンプレートを搭載。これらが織りなす圧倒的な反発性と群を抜く軽量性は、トップアスリートがウルトラディスタンスレースで最高のパフォーマンスを発揮するため、一切の妥協を感じない究極の武器といった印象です。
今回は幸運にもこのSummit VECTIV Pro 3をレビューさせてもらうことができましたので、トレイルを駆け抜けて体感したその真価を余すことなくお届けします。この「攻め」の設計思想が、いかにランナーの走りを変革し、どんなアスリートの、どんなシーンにおいて最高の相棒となり得るのか。その秘密を徹底的に検証していきます。
目次
THE NORTH FACE「Summit VECTIV Pro 3」の主な特徴
Summit VECTIV Pro 3は、THE NORTH FACEが培ってきた独自技術「VECTIV 3.0システム」を最大限に引き出し、その真髄を体現する構造が特徴です。
特に注目すべきは、トレイルシューズでは類を見ない2枚構造のデュアルプレートです。上層プレートはTPUとリサイクルカーボンをブレンドし、着地時の安定性とスムーズな荷重移動をサポートします。そして下層には高剛性の3Dカーボンプレートが搭載され、圧倒的な反発性能と力強い推進力を生み出します。この緻密に計算されたデュアルプレートシステムが、相反する要素である「推進力」と「安定性」を、かつてない高次元で両立させています。
ミッドソールは、前作から7mmもの大幅な厚底化を実現したヒール39mm、フォア33mmの極厚設計。超臨界発泡素材である「DREAMフォーム」を含む5層構造により、極上のクッション性と驚異的なリバウンド性能を提供し、長距離における足への負担を劇的に軽減します。さらに、上層プレートのウィング形状が前足部のミッドソールの変形を抑制し、安定感を一層高めています。ソール形状は、より深い位置からカーブが始まるアグレッシブなロッカー形状で、効率的な重心移動と、自然に足が前に運ばれるような「転がる」感覚を体験できます。
主なスペックと評価
項目 | THE NORTH FACE「Summit VECTIV Pro 3」 |
---|---|
重量 | 約295g(片足27cm) |
スタックハイト | ヒール39mm/フォアフット33mm(前作比+7mm) |
ドロップ | 6mm |
アッパー |
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ミッドソール |
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アウトソール | SurfaceCTRL™ラバー(3.5mmラグ・10%天然ゴム) |
Outdoor Gearzine 評価 | |
快適性 | ★★★☆☆ |
軽快感 | ★★★★★ |
グリップ | ★★★★☆ |
クッション | ★★★★★ |
プロテクション | ★★☆☆☆ |
安定性 | ★★★★★ |
推進力 | ★★★★★ |
詳細レビュー
フィット感:完璧な一体感がパフォーマンスを加速
足入れ感
履き口は、ロードランニングシューズと区別がつかないほど薄く軽量な素材で、足を入れる前からその極めてスパルタンでレーシーな印象に心が躍りました。実際に足を入れると、5層構造のソールからは想像できないほどの一体感と軽やかさで、このシューズが持つポテンシャルへの期待が膨らみました。トップモデルに相応しい、研ぎ澄まされたバランスのとれた仕上がりだと、そのフィット感からすぐに確信できました。ピタリと吸い付くような感覚は、履くというより「纏う」に近い感覚です。内部には緻密にパッドが配されており、特に踵を保護する部分に配置されたパッドは通気性も良く、肌触りの良い心地よさを感じました。
ウィングタン構造
「軽量サポートフレームウィングタン」は、足の中足部を優しく包み込む設計でした。実際にトレイルで長距離を走り込んでも、タンがズレることがなく心地よかったのは、地味ながらも本当に嬉しいポイントです。これは、トレイルランニングレースにおける実戦を想定した配慮が細部にまで宿っていると強く実感しました。
タンの素材は、吸湿性と通気性に優れており、足元が蒸れる不快感は皆無です。さらに感心したのは、シューレースと干渉する部位に適切な厚みを持たせていたこと。この細やかな工夫が、軽量性を損なわず、快適性を高いレベルで保持してくれました。
アッパーのフィット
アッパーには、通気性抜群のブリーザブルメッシュが採用されています。手に取ると硬さを感じる素材ですが、足を入れてしまえばその印象は一変します。靴擦れが心配される部位には柔らかい素材が配され、しなやかに足全体を隙間なくしっかりとホールドしてくれました。
特に幅広足や甲高のランナーにとって、前足部がやや広めに設計されているのは本当にありがたいポイントです。長時間の走行で足がむくんできても、窮屈さを感じることなく、快適さが途切れないことは心底感動しました。指先の自由度が高いことも、疲労軽減に大きく貢献していると、走るたびに実感できました。
そして、ヒールホールドに関しても、柔軟素材のヒールカップながらも、足には極めて良好なホールド感を提供してくれました。おかげで、ハイスピードで攻め込んでも踵がシューズ内でブレる感覚は皆無。非常に頼れるホールド感でした。
シューレースシステム
デコボコしたシューレースが、走行中の自分にとって本当に助かりました。実際に走っていると、登りで足がむくんだり、下りで足が前に滑ったりと、フィット感を調整したくなる瞬間が何度もありました。そんな時、このシューレースなら走りながらでも片手でクイックに調整できるので、ストレスなく走り続けることができました。特にロングレースでは、レース中盤以降の足の状態変化に対応できるこの機能が、完走への大きな支えになってくれると確信しています。どんなコンディションでも自分の足に合わせて最適な状態を保てるのは、ランナーとしてこれほど心強いことはありません。
クッション性と安定性:厚底が叶える「攻め」と「守り」の融合
衝撃吸収性と足への優しさ
超厚底ミッドソールにおいて、DREAMフォームは、まさに足元を守る心臓部だと感じました。この超臨界発泡素材が、着地時の衝撃を信じられないほど強力に吸収してくれるおかげで、ロードから突き上げ感の強いテクニカルトレイルの激しい登り下りまで、足への負担は劇的に軽減されました。長距離を走り抜いても、疲労蓄積が抑制され、「普段以上に脚が残っている」感覚には、自分でも気のせいではないかと何度も自問自答を繰り返してしまいましたが、間違いなくこのシューズの恩恵です。一方で厚底でありながら、減速につながるような沈み込む感覚は一切なし。上下動が少ない絶妙なバランスを実現しています。
高次元で両立する安定性
「厚底シューズは不安定」という常識は、Pro3を履けば完全に覆されます。2枚構造のカーボンプレートと進化した3D構造が、足元に盤石の安定性をもたらしてくれました。特に、上層のTPUとカーボンをハイブリッドしたウィング形状の3Dプレートが足の親指側と小指側の荷重移動を驚くほど自然にサポートし、横ブレをしっかりと抑制するため、不安定なトレイルでも限界域が格段に高く、安心して走り続けることができました。ロードシューズに近い走行感は、Pro3の真骨頂だと確信しました。
また、この安定感は、接地面積が広く設計されていることにも起因しています。その恩恵は、ザレ場を長く下るようなテクニカルな場面でも顕著で、一切臆することなく緩急をつける走りでも攻めていけました。これほどまでに安定しているのに、非常に扱いやすく、圧倒的なポテンシャルを最大限にコントロールできる「楽しさ」を感じさせてくれたのは、本当に驚きです。
推進力と走行効率:カーボンプレートが解き放つ最速の領域
カーボンプレートの推進力
2枚構造のカーボンプレートは、地面からの反発を余すことなくパワーへと変換し、前方へと力強く押し出します。特に林道や整備されたトレイルにおいて、他のシューズでは味わえない「グン!」というダイレクトな前進感を覚えました。足が勝手に前に運ばれるかのような感覚で、「足を置くだけで前に進む」感覚はまさに圧巻の一言。二層カーボンプレートによる「挟み効果」が、走り出しから着地と蹴り出しまでをサポートし、独特の推進力を生み出しています。長い下りやゆるやかな登り、ロードセクションでは「どこまで加速できるの?」と思えるほど、エキサイティングな走りを体験できました。
ロッカー形状による転がるような走り
つま先は母指球直下あたりから自然な角度でソールが持ち上がり、かかとにかけても微妙にせり上がっていくロッカー形状は、走りの常識を変えるものでした。着地から蹴り出しまでの重心移動が極めてスムーズになり、「勝手に足が回る」感覚で、最小限のエネルギーで効率的な走行を可能にしてくれたのです。カーボンプレートとの相乗効果も相まって、常に自然な前進感を体感できました。
特に、疲労がピークに達して「もう一歩が重い」と感じるような状況でも、意識せずとも足が前へ前へと運ばれるような感覚は、これまでどんなシューズでも味わったことのないものです。
グリップ性能:計算され尽くしたラグパターンが路面を掌握する
路面別のグリップ力
アウトソールには信頼のSurfaceCTRL™ラバーが採用され、ラグの深さは3.5mmです。この数値だけを見ると「少し浅いかな?」と感じたのですが、実際に様々な路面で走ってみると、そんな懸念はあっという間に吹き飛びました。ドライ・ウェット問わず、必要十分なグリップ力をいかんなく発揮してくれたのです。
前モデルよりも中足部から前足部にかけて中心部分のラグが増えたことで、乾いた路面から多少の湿り気を帯びたトレイルまで、幅広いテレインで常に確かなトラクションを感じられました。多方向への動きにも柔軟に対応してくれるので、足運びが本当にスムーズです。
特に、テクニカルな下りやザレ場、ガレ場では、その優れたブレーキング性能に助けられました。足元への不安を一切感じることなく、安心して攻め込めるのは自分にとって大きなアドバンテージとなりました。ただし、一点だけ注意していただきたいのは、深い泥や極端なぬかるみにおいては、さすがにグリップ力は期待できないという点です。
耐久性とコストパフォーマンス
トップレースモデルとして過酷な環境での使用を想定されているだけあり、ラグは長距離での使用においても摩耗しにくい印象です。使用環境にもよりますが、100マイルレースを2本こなしても、まだまだ戦えるほどのタフさを感じました。ラバーの配合とラグの設計により、高いグリップ力と同時に優れた耐摩耗性も兼ね備えているので、非常に高いコストパフォーマンスも期待できる一足だと感じました。
環境適応性と耐久性:最前線で戦い抜くための強靭な設計
通気性・排水性・速乾性
ブリーザブルシームレスアッパーは、シューズ内の蒸れを効果的に軽減し、真夏のトレイルにおいても足を快適に維持してくれました。また、全体をホワイト基調としたカラーリングは、薄手の素材とメッシュ加工が施されたタン部のおかげで、特に高温環境下での快適性に大きく貢献してくれました。雨天時も、水抜けが良く、雨上がりの乾きが速いと実感しました。
ただし、アッパーのメッシュホールは直径0.6mm程度なので、細かな砂や泥がシューズ内に入ってくることはあります。しかし、それが走りを阻害する要因とはならないので心配無用です。気になる方は、ソックスは黒系を選ぶのがおすすめです。
ロングディスタンスで活きる潔い軽量化
トップレベルのレースモデルとして、Summit VECTIV Pro 3は、まさに「足さばきが上手いランナーならば、枝や岩に足を擦るようなことはないだろう?」と問いかけてくるかのようです。外部から足を保護するような目立つガード補強はあえて施されていません。これは、5層構造のミッドソールとのトレードオフで潔く軽量化を追求した結果であり、まさに「PRO」の名にふさわしい設計だと感じました。
トゥカウンターとヒールカウンターには柔らかい樹脂が搭載されていますが、これはフィット感を高める目的が主であり、直接的に足をガードする効果は期待できません。しかし、アッパーの素材自体に伸縮性はないものの硬すぎることはなく、そして意外にも枝や岩が突き抜けるようなことはありませんでした。
まとめと総論:エリートランナーのための究極の武器
今回のテストを通じて、Summit VECTIV Pro 3に抱いたのは、まさに「ランナーのパフォーマンスを最大化する」というTHE NORTH FACEの明確なコンセプトを具現化した、究極のトレイルランニングシューズであるという確信でした。
実際にこのSummit VECTIV Pro 3を履いてトレイルを走り込んでみて、最も強く感じたのは、足の向いた方向へ一気に飛び出すような推進力。体勢が崩れた状態でさえ、足先が示す方向へ身体が引っ張られる感覚があり、「レースモデルとはこういうことか」と実感しました。
その加速感を支えているのが、2枚構造のカーボンプレートと極厚のDREAMフォームミッドソール。着地から蹴り出しまでの衝撃を瞬時に反発力に変換し、足を自然と前へ前へと押し出してくれます。さらに、クッション性・安定性・フィット感が高次元でバランスされていて、スピードを求めながらも安心して攻め込める理想的な設計になっています。
厚底なのに驚くほどブレが少なく、足全体を吸い付くように包み込む高いフィット感があるため、どんなに長い距離を走っても、疲労が極限まで軽減されるのを実感しました。特にトレイルの下りでは、その真価を存分に発揮し、走れるパートでの疾走感は格別です。100マイルのような超長距離レースで自己の限界に挑むランナーにとって、これ以上ない最適な選択肢だと断言できます。
価格は33,000円と決して安価ではありません。しかし、その価格を遥かに超える革新的な機能と、レースで結果を出せる強力なサポート力を発揮してくれるのがPRO 3です。十分に練習を重ね、いざという決戦の場で自己の限界を超える走りをしたいと願うランナーにとって、このシューズは間違いなく最高の相棒となってくれると感じました。
Summit VECTIV Pro 3 の「良いところ」と「気になるところ」
実際にこのSummit VECTIV Pro 3を履いて山道を走り込み、自分が自信を持っておすすめできるポイントと、購入前にぜひ知っておいてほしい点がいくつかあります。
良いところ
- 圧倒的な推進力と高効率な走り!
2枚のカーボンプレートと強靭なロッカー形状が、一歩ごとに足裏から弾むような反発を生み出し、想像以上のスピードで体を前へ押し出してくれました。「勝手に足が回る」感覚で、特に走れるパートでは、ライバルに差をつける絶好の武器だと感じます。 - 厚底なのを忘れる高次元の安定感と吸い付くフィット感!
「厚底は不安定」という常識を覆す、驚くほどの安定性があります。特に3Dプレートのおかげで足元がぐらつくことなく、どんな路面でも安心して攻め込めます。足を入れた瞬間の吸い付くようなフィット感も相まって、長距離でも足がシューズ内でブレにくく、疲労を極限まで軽減してくれるのを実感しました。 - 厳しいレースにも耐え抜く、頼れる耐久性!
トップレースモデルとして、長距離レースの使用に耐えうる強靭な設計がされています。見た目からは想像できないほどアッパーもソールもタフで、特にアウトソールのSurfaceCTRL™ラバーは、摩耗にも強く、100マイルレースを2本程度なら戦える信頼感があります。高いグリップ力と同時に優れた耐摩耗性も兼ね備えているので、レースで結果を出すための頼れる相棒として、長く活躍してくれるでしょう。 - 高温下でも快適!優れた通気性と排水性!
薄くシームレスなアッパーは、真夏でもシューズ内の蒸れを効果的に軽減してくれます。ホワイト基調のカラーリングも熱吸収を抑える効果があるため、炎天下でのランでも足元に不快感が少なく、集中力を維持できました。水抜けも良く、雨上がりでも乾きが速いのは助かります。
気になるところ
- ジョグレベルでは、正直オーバースペック!
気軽にトレイルランニングを楽しむ場面では、Pro 3のポテンシャルを活かしきれず、むしろその真価が裏目に出てしまうかもしれません。カーボンプレートの硬さや、極厚ミッドソールの分厚さが気になり、自分自身、取り回しが悪いと感じました。まさにレースに特化したモデルだからこそ、普段使いには向かない、そう割り切って考えたほうが良いでしょう。 - テクニカルな下りでの操作性は、慣れが必要かも?
厚底かつワイドなソール形状のため、非常にテクニカルで細かい足さばきが求められる里山のシングルトラックにありがちな急な下りでは、足裏感覚が掴みにくく、思ったように攻めきれない場面がありました。クッション性が高い厚底シューズに共通する点ですが、特にPro 3は「攻め」に特化している分、テクニカルなセクションでは慣れと繊細なフットワークが求められるでしょう。 - プレートの影響による足当たりの“硬め感”は、試着で要確認!
上層に搭載されたTPU+リサイクルカーボンプレートが、つま先の”前足部ウィング形状”を強調するため、人によっては小指や側面にわずかな違和感が出る可能性もあります。このプレートの影響で、私自身も着地の仕方次第では”硬め”に感じる場面がありました。購入前には必ず試着し、できればその場で軽くジャンプして着地感を確認することをおすすめします。 - 深い泥濘地やトラバースは、やはり苦手!
3.5mmと比較的浅めのラグは高速な走りに最適化されており、深い泥や極端なぬかるみ専用ではないため、そうした悪路ではやや苦戦する可能性があります。自分なら、雨天で泥だらけになるコンディションでは別のシューズを選択する可能性が高いです。また、厚底でクッション性が高い特性上、急な傾斜のトラバースでは、足裏の感覚が掴みにくく、横方向の安定性にやや不安を感じることがありました。Summit VECTIV Pro 3は万能型というよりは、スピードと推進力を最大限に引き出すための”攻め”のモデルであることを理解しておくべきでしょう。
自分の推薦度: ★★★★★(5段階評価)
Summit VECTIV Pro 3は、まさに常識を覆す「攻める」ためのトレイルシューズ、そのものです。単なる厚底やカーボンプレート搭載モデルとは一線を画す、研ぎ澄まされた本気のレーススペックがここに集結しています。
走り出した瞬間、自然と笑顔になる。そんな推進力を、ぜひ体感してみてください!
THE NORTH FACE「Summit VECTIV Pro 3」の詳細と購入について
THE NORTH FACE「Summit VECTIV Pro 3」の製品の詳細については、公式サイトをご確認ください。
執筆:東條 一矢
茨城県水戸市生まれ。社会人になってトライアスロンを始め、苦手なランニングと格闘しているうちに山岳耐久レースにハマり、第1回日本山岳耐久レース(通称:ハセツネ)を完走。そこからマウンテンスポーツの世界へ。30代で埼玉県川越市に引っ越してからウルトラマラソンという新たな沼にハマり、信越五岳、上州武尊、KOUMI100といった過酷なロングレースを連戦完走しながら国内各地のトレイルレースを駆け回る日々。
「自然の中で思いっきり遊ぶこと」と「その美しい自然を守ること」は、絶対に切り離せないという信念に基づき、実際にフィールドで体験したことや、本当に信頼できるギア情報を皆さんにお届けしたい!とOutdoor Gearzineに参画。現在はNPO法人「彩の国ウルトラプロジェクト」(https://npo-sup.org/)の代表としての顔を持ち、レースをプロデュースしたり、地域のイベントを開催したりと、走る以外でもアウトドア界の盛り上げに奔走中。
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