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新緑の裏大菩薩ハイキング ~初のメンバーシップハイキング #001 報告~

先週末は初のメンバーシップで行くハイキングイベントでした。

場所は奥秩父の大菩薩峠。「おいおい日曜日に大菩薩峠って、人だらけで興ざめなんじゃね?」って思いますよね。確かに裂石や上日川峠側からのルートであれば、お子ちゃまからご老人まで行列ができるほどの人出だったでしょう。実際峠には雨気配にもかかわらずたくさんの人であふれていました。

登山道が行列で溢れているような登山は正直なところ個人的に苦手で(おかげで富士山にはまだ登ったことがない)山はできる限り人の少ない静かなルートを通りたい。でもそのくせ極上の景色や体験を味わいたい気持ちは人一倍ある汗。

そんなわけで今回は一般的なルートなら登山客でいっぱいの大菩薩峠を、奥多摩湖の奥にある小菅方面から登り、さらに車利用なので周回できるコースをチョイス。こうしたグループハイキングは初めてなので、ここなら状況に合わせていろいろなエスケープの選択肢も多いしね。いずれにせよ歩く人が少なく、新緑の素晴らし森をちょっとしたアドベンチャーも楽しみながら歩ける個人的お気に入りルートです。距離は長めなのでメンバー次第ではちょっときつかったかもしれませんが、今回のメンバーならばということで行ってみましたが、ありがたいことに無事、瑞々しさMAXの奥秩父を堪能することができました。

新緑の裏大菩薩ハイキング

今回もレビューのために試すギアをたんまりと身にまとい出発。

※写真は許可を得た人のみ顔出しさせていただいております。今後も掲載の際には確認いたしますのでご安心を。

途中2万5千分の一地形図にも載っていない尾根道(?)を進む、ぷちアドベンチャー。

無事登山道に出たら、ちょうどその場所にはお地蔵さんが。お導きに感謝やね。

道はずっと新緑が萌えて、燃えていました。この季節の低山の樹林帯歩きはホントに気持ちいいですね。

 

目当てのひとつだったヤマツツジは満開をやや過ぎていたのでちょこっとでしたが見ることができました。

途中の稜線に上がって出てくる「フルコンバ(「古木場」と書くらしい!)」では遠く奥秩父を見渡せる、テン場にしたいくらい気持ちの良い場所(その昔は山小屋があったようだ)。

ようやく大菩薩峠に到着。ここまでですれ違った人は2人組の1パーティのみ。いきなりスクランブル交差点感。

で、おもむろに始まる道具談義(という名の最近買ったもの自慢大会!)。

・・・結局ビールとアイスの誘惑に負けちゃったりして長居してしまいましたが、雨に降られては大変とそそくさと下山開始。

次に目指す目標は「標高1000mで1000mコーヒーをハンモックでくつろぎながら飲む」です謎。

サクサクと下山道を下りていくと、1040m地点あたりでちょうど沢床に降りられそうなところがあり「ここしかない」ということで、最後の小休止。手際よくハンモックをセットし、即席渓流カフェの開店となりました。

途中のハンモック休みが最高過ぎる。重力というストレスから解放された身体が歓喜の声を上げています。これから病みつきになりそうです。

標高による沸点や抽出効率の変化を計算し、1000mの場所で飲めばベストバランスになるように考えられたデカフェコーヒーである「トレッキングブレンド・標高1000m用」も美味しくいただくことができました。

約7時間、18キロ完歩で無事ゴール。慣れない長距離でくったくた。

・・・まだまだお楽しみはこれで終わりではありません。

さてお風呂にするか、飯にするか?時間とお腹の具合を相談した結果「メシ」に。奥多摩近辺でおすすめと言ったら、御岳駅近くの中華定食屋「渓竜」の担々麺です。質素な店構えからは想像できないくらいにこれが旨いのなんの。疲れた体に染み込む染み込む。

ということで、はじめてでちょっと心配しましたが、終わってみれば最後までやり切れた、はじめてにしては上出来(狙い通り?)の山旅でした。

今回歩いたコース

合計距離: 20060 m
累積標高(上り): 1173 m
累積標高(下り): -1191 m
総所要時間: 08:37:10

次回メンバーシップハイキングは「6月22日(土)」予定

来月は梅雨に突入しているかもしれないのですが、6月22日(土)の予定。場所は追ってお伝えしますのでお楽しみに。

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