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不朽の名作には理由がある。100年の伝統と最新技術が融合する、OPTIMUS の調理システム「NOVA & 123Rスベア & テラ ウィークエンド HE クックセット」実践レビュー

歴史長くも知る人ぞ知る名作はまだまだある

1899年に北欧はスウェーデンで生まれた「OPTIMUS(オプティマス)」は100年以上の歴史を持つストーブメーカーです。そのオプティマスが作り続けているストーブは燃料を選ばずに使えるマルチフューエルストーブやガソリンストーブ。極地への冒険に出かける強者や、とにかく頑丈なストーブを求めている人たちのための道具で、その堅牢な作りの道具たちは魅力に溢れる逸品です。

今回は、そんなオプティマスの名機「NOVA」と「123R スベア」、そして高効率クッカー「テラ ウィークエンド HE クックセット」を実際にフィールドで試してきました。その使用感や尽きない魅力をお伝えします。

ブランドを代表する3モデル「NOVA & 123Rスベア & テラ ウィークエンド HE クックセット」

左から123R スベア、NOVA、テラ ウィークエンド HE クックセット

NOVAはノズル交換なしでガソリンから灯油まで使用できる分離型のマルチフューエルストーブです。大型のクッカーにも対応可能なゴトクは非常に堅牢な構造になっており、最大出力は2850Wで、強火からトロ火まで調整可能なため様々な料理を作ることが可能です。燃料450mlで最高2.5時間燃焼し、燃料はホワイトガソリン、灯油、ディーゼル油、ジェット燃料などが使えることで燃料の確保が容易なNOVAは海外の軍隊や自衛隊でも採用されているマルチフューエルストーブです。

123R スベアは100年以上にわたり基本設計を変えず作られ続けている一体型のガソリンストーブです。加圧ポンプを必要としない自然加圧式のため必要なパーツが極めて少なくトラブルが起こりにくいメリットがあります。真鍮製のボディは圧倒的な耐久性を誇り、出力は1400W(約1200Kcal)で、120ミリリットルの燃料で最高1時間燃焼することができます。付属のアルミ製のカップはハンドルがついており、簡易クッカーとして使うことも可能です。堅牢な真鍮のボディは使い込むほどに味わい深い飴色へと変化し、エイジングを楽しめます。

テラ ウィークエンド HE クックセットは、底面にHE(ヒートエクスチェンジャー)を装備した高効率なクッカーセットです。0.95Lのポットとフライパンのセットで、ヒートエクスチェンジャーが熱効率を大幅に向上。沸騰までの時間を短縮し、燃料の節約に直結します。内部には焦げ付きや汚れを防ぐノンスティックコーティング(フッ素樹脂加工)が施されており、フィールドでの後片付けも非常にスムーズ。タフな使用に耐える耐久性とメンテナンス性を兼ね備えたクッカーです。

    実際のフィールドで使用してみた詳細レビュー

    ここからはNOVA123R スベア、テラ ウィークエンド HE クックセットを実際にフィールドで使用してみて感じたことをレビューしていきます。

    ケロシンもガソリンもノズル交換なしで使用OK、マルチフューエルで汎用性抜群!極寒でも問題なしで使えるNOVA

    ガスストーブが主流となっている現代の登山やハイキングシーンでは、NOVAは「大きく重たい」と感じるかもしれません。しかし、同じ「調理器具」というカテゴリーに属しながら、両者は似て非なる道具。ガスストーブと同じ物差しでは測ることのできない、まったく別ジャンルの道具でした。

    NOVAの最大の魅力ははホワイトガソリン、灯油、ディーゼル油、ジェット燃料など多種多様な燃料に対応できる点にあります。推奨はされていませんが自動車に使うガソリンやディーゼルでも使用可能であり、どこに行っても燃料の調達には困りません。アウトドアショップに行かないと手に入らないガスカートリッジとは異なり、ガソリンやディーゼル燃料は世界各国のどこでも入手することができますから。さすがに実際そこまで極地や僻地にいく人は限られるかもしれませんが、どんな燃料でも使える圧倒的な汎用性はNOVAの大きな魅力です。さらにNOVAの特筆すべきところはジェットノズルの交換なしでマルチフューエルに対応できる点です。マルチフューエルのストーブは他ブランドからも発売されていますが、ジェットノズル交換なしでこれら全ての燃料を使えるのはNOVAだけ。ノズル交換の手間が省けるだけでなく、小さな予備パーツを携帯・紛失するリスクがないことも、過酷な環境下では極めて大きなアドバンテージとなります。

    マイナス15℃でも全く問題なく使用可能だった

    調理用ストーブとして最も気になるのは火力(出力)です。特に過酷な環境でどのようなパフォーマンスを発揮してくれるのか、その実力を確かめるべく、マイナス15℃、標高2,000m付近のフィールドへ向かいました。

    そこで驚かされたのは、NOVAの圧倒的な火力です。最大出力2850Wを誇るその性能は、氷点下の環境にあっても全く衰えることなくお湯を沸かすことができました。今回は高効率な「テラ ウィークエンド HE クックセット」を併用したこともあり、その相乗効果で驚くほどのスピード沸騰を実現しています。

    本燃焼が始まると、轟音とともに強烈な火力でクッカーを加熱。無風状態のテストでは、300mlのお湯をわずか88秒で沸騰させました。カップ麺1杯分のお湯なら、あっという間に用意できます。この火力は低温環境に左右されることなく安定しており、水温が極めて低かったはずのフィールドでも、気温20℃の無風環境とさほど変わらない「約100秒」というタイムで沸騰できました。

    ただし、点火するまでは少々時間を要します。本燃焼させるためには余熱が必要であるのと、セッティングも慣れが必要だからです。

    使用するには慣れが必要、すぐに消化できない

    使用に際する大まかな流れとしては、燃料ボトルにポンプを取り付け、フューエルホースを接続して加圧。燃料をストーブ下部のウィック(吸収体)に流し込んで予熱(プレヒート)を開始します。予熱が完了したところで燃料バルブを開けば、力強い本燃焼が始まります。

    この一連の工程は、実際にやってみると少し手間がかかります。といっても、それは慣れるまでの話。コツを掴めばスムーズに点火できますし、何より「自分の手で火を起こす喜び」を実感できます。この感覚はガスストーブでは決して味わえないもので、道具を使うこと自体に楽しみを見出す私にとっては、手間と感じる手順も決して苦にはなりませんでした。

    ストーブヘッドの下の白いウィックに燃料をかけ、火をつけて予熱する

    消火に関しても、ガスストーブのようにバルブを閉じるだけで終わり、というわけにはいきません。単にバルブを閉じるだけでも火は消えますが、それではホース内に燃料が残ってしまいます。そのため、まずは燃料ボトルを反転させて「OFF」のポジションにし、燃料の供給を遮断します。そのまましばらく待ち、ホース内に残った燃料を燃やし尽くすことで消火が完了します。

    詳しい手順をここで解説すると非常に長くなってしまいますので、点火・消火の方法を知りたい方は、公式ホームページに掲載されている動画をぜひチェックしてみてください。

    液体燃料は必要な分だけ持ち出せる。使いやすいのはホワイトガソリンだった

    液体燃料は固形燃料やガスに比べて扱いにくいイメージがありますが、必要な分だけ燃料を持ち出せるというメリットがあります。ガスカートリッジの場合、予備を含めて必要以上に持ち歩くケースがほとんどですが、液体燃料なら必要な分だけ持ち出せるため、結果として装備を軽くすることも可能です。

    また、残量がひと目でわかるのも利点です。中身が見えないガス缶は残量の不安から山に入るたびに新調し、中途半端なカートリッジが増えてしまいがちですが、液体燃料ならボトルが1本あれば事足ります(長期遠征なら必要本数を持参するだけ)。「使いかけのカートリッジの山」に悩んでいる人にとって、NOVAはその解決策になるかもしれません。

    さまざまな燃料に対応するNOVAですが、今回は市販のケロシン(灯油)とホワイトガソリンで試してみました。ケロシンは揮発しにくく引火点が高いため、取り扱いが非常に安全というメリットがあります。ただ、一点気になったのは「臭い」です。灯油特有の臭いは、給油やメンテナンス時にどうしても手に付いたりします。そのため、個人的にはより臭いが少ないホワイトガソリンの方が、フィールドでは使い勝手が良いと感じました。

    一般的にガソリンスタンドで売られている価格はガソリンに比べケロシン(灯油)の方が安価ですが、アウトドア用の燃料としては価格はホワイトガソリンの方が安いこともあるため、コストを考えてもホワイトガソリンの方が扱いやすいと自分は思いました。

    頑丈なボディは多少ラフに扱ってもOK。大型のクッカーでもへっちゃらなため大人数まで対応可能

    堅牢なボディのNOVAは安定感も高く、重たいクッカーも問題なし

    NOVAはゴトクと足が一体型の構造で非常に堅牢な作りになっています。公式のホームページに耐荷重は掲載されていないため体感になってしまいますが、大型のクッカーを使い大人数で鍋料理を楽しむことも十分に可能なほど頼もしく感じました。分離型で地面からも近く、ゴトクの直径は約15cmあるため、安定感は抜群です。

    堅牢なボディを有するNOVAは、ポンプセットを含む重量が460g。ガスストーブやアルコールストーブに比べれば決して軽量ではありませんが、そのタフさや、あらゆる燃料に対応する汎用性を加味すれば、決して「重すぎる」とは思いませんでした。複数人のパーティーで行動し、一台のストーブを共有するようなスタイルであれば、この重量はデメリットにはならないはずです。

    過酷な環境下での長期遠征や大縦走では、携行する燃料も多くなります。ガスストーブの場合、かさばるカートリッジを何個も背負う必要がありますが、液体燃料なら大容量ボトルにまとめることで、荷物をコンパクトに抑えられます。こうした特性から、NOVAは一般的な日帰りハイキングよりも、長期の冒険やタフな旅を志向する人に向いているストーブだと言えるでしょう。

    NOVAの主な評価とスペック

    お気に入りポイント

    • ノズル交換なしで異なる燃料に対応できる
    • 寒冷地の使用時も安定した火力
    • ラフに使っても問題なしのタフさ
    • 必要な分だけ燃料を持ち出すことができる
    • メンテナンスをおこなうことで長く使える
    • アフターパーツが豊富

    気になるポイント

    • 使用には慣れが必要
    • すぐに消化できない
    アイテム名 NOVA
    構造 分離型
    収納サイズ 140 X 80mm
    ゴトク径 約15cm
    重量  460g(ポンプセット含む)
    出力 2850W
    燃焼時間 0.6Lボトル使用時(内容量450ml)最高2.5時間
    使用燃料 ホワイトガソリン、灯油、ディーゼル油、ジェット燃料、その他
    付属品 ウインドフォイル、ナイロンケース、コンビツール、O-リングキット、取扱説明書
    参考価格 36,080円(税込)

    「つい使いたくなって手が伸びてしまう」不思議な魅力に満ちた123Rスベア

    NOVAが加圧式ストーブだったのに対し、これから紹介する「123R スベア」は自然加圧式のストーブです。原始的な構造を採用しており、加圧式ストーブに比べて必要なパーツが圧倒的に少ないため故障などのトラブルが起こりにくいのが最大の特徴です。

    重量は550g、サイズは100×130mm。現代の登山シーンで使うには、お世辞にもコンパクトとは呼べないストーブかもしれません。しかし、使い込むほどに刻まれる汚れや、真鍮特有の鈍い輝きを放ち、歴史を感じさせるレトロな佇まいを持つ123R スベアは、機能を超えて「つい使いたくなって手が伸びてしまう」不思議な魅力に満ちたアイテムです。

    予熱にジェルや固形燃料が必要

    123R スベアには加圧ポンプがないため、予熱(プレヒート)によってタンク内の圧力を高め、燃料を噴出させる仕組みになっています。点火するための予熱は、言ってしまえば儀式のようなものです。まずはゴトクを取り外し、燃料タンク上部のくぼみにジェル状燃料や固形燃料を置いて火をつけ、タンクを温めます。

    予熱用の燃料はアルコールやガソリンなどの液体燃料でも代用できないことはありませんが、実際に試してみたところ、液体よりはジェル状燃料の方が断然扱いやすく感じました。どうしても液体燃料を使いたいのであれば、液体を染み込ませることができるカーボンフェルトなどを併用すると、液だれを防げてよりスムーズに予熱を行えます。

    このくぼみにジェルなどを垂らし予熱する

    この点火の儀と呼んでもいいような行程を楽しめるかどうかが123R スベアが向いているかどうか分かれると思います。

    予熱により燃料が温まることで自然と加圧されて燃焼する

    予熱が不十分な状態で燃料バルブを開いてしまうと、生ガスが噴き出して赤い炎が盛大に上がってしまいます。その場合は一旦バルブを閉じ、再度予熱をやり直さなければなりません。最適な予熱時間は、気温や風の影響を受けるため「感覚で覚える」のがこの道具の醍醐味です。バルブを少し開けた際に「シュー」という勢いのある音が聞こえれば、燃料が正しく気化されている証拠。そこで火を近づければ、力強く燃焼が始まります。

    本燃焼が始まると「バババババ」と大きな音を立てて燃焼し、本体が十分に温まるにつれて火力が安定してきます。燃焼中の本体は非常に高温になるため、取り扱いには細心の注意が必要です。原始的な仕組みではありますが、出力は1400W(約1200kcal/h)あり、ソロやデュオでの調理には十分すぎるほどの火力を備えています。

    しっかりとした風防が安定した火力を提供。横に広がる形状の炎はフライパンを均等に加熱してくれる

    しっかりとした風防兼ゴトクを備えているため、多少の風であれば影響を受けることなく安定して燃焼を続けてくれます。ストーブヘッドは火が横に広がるような形状をしており、径の大きいフライパンなどを使った強火調理にも適していました。

    原始的な構造のストーブといえばアルコールストーブが筆頭に挙げられますが、123R スベアはそれとは比較にならないほどの高出力を誇ります。そのため、作れる料理のレパートリーは格段に広がるはずです。

    近年の登山やハイキングシーンにおいて、装備の軽量化はマストと言えます。軽量なギアが市場に溢れるなか、500gを超えるスベアを登山装備としてチョイスするのは合理的ではないかもしれません。しかし時間を忘れてゆっくりと焚き火を楽しむようなキャンプであれば、これほど頼もしく、所有欲を満たしてくれるストーブは他にないでしょう。

    123Rスベアの主要スペック

    お気に入りポイント

    • 原始的な構造によりトラブルが少ない
    • 使い込むほどに色気がます真鍮製
    • 必要な分だけ燃料を持ち出せる
    • メンテナンスをおこなうことで長く使える
    • アフターパーツが豊富

    気になるポイント

    • 使用には慣れが必要
    • 登山用としては重たい
    アイテム名 123Rスベア
    構造 一体型
    収納サイズ 100 X 130mm
    重量  550g
    出力 1400W(約1200Kcal)
    燃焼時間 120mlの燃料で最高1時間
    使用燃料 ホワイトガソリン
    最大光量 250lm
    素材 真鍮、アルミニウム
    付属品 取扱説明書、アルミカップ、ハンドル、調整キー
    参考価格 25,080円(税込)

    とにかくスピードにこだわりたい人向け!爆速湯沸かしが可能な高効率クッカー「テラ ウィークエンド HE クックセット」

    ストーブとクッカーが一体型になっている高効率ストーブはよくありますが、単体で使える汎用性の高い高効率クッカーはあまり多くありません。この「テラ ウィークエンド HE クックセット」は、クッカー底面にHE(ヒートエクスチェンジャー)を備えているのが最大の特徴です。これにより、熱を逃さず効率的に加熱できるため、通常のクッカーに比べて沸騰までの時間を大幅に短縮することができました。すでに持っているお気に入りのストーブの性能を最大限に引き出してくれる、頼もしいクッカーです。

    クッカーの底にヒートエクスチェンジャーを装備。熱を無駄なく吸収しクッカーに伝えてくれる

    同じサイズのクッカーで湯沸かしのスピードを比較

    径が同じくらいのクッカーを用意し、300mlのお湯が沸騰するまでの時間を計測

    ヒートエクスチェンジャーがあることで、通常のクッカーとどれほどの差が出るのか。それを確かめるべく、300mlの水が沸騰するまでの時間を計測してみました。計測に使用したのは出力が2,840kcal/hのガスストーブです。

    結果、通常のクッカーでは82秒かかったのに対し、テラ ウィークエンド HE クックセットはわずか47秒で完全沸騰。これには正直、驚きを隠せませんでした。まさか35秒もの差がつくとは思ってもみなかったからです。

    熱効率が高く、早く沸かせるということは、一回の湯沸かしに使用する燃料の「量」にも直結します。点火前と消火後で燃料ボトルの重量を測り、消費量を確かめたところ、通常クッカーが7.7gだったのに対し、テラ ウィークエンド HE クックセットは6.3gでした。一度の湯沸かしではわずか1.4gの差ですが、これが一日に何度も、そして何日も積み重なればその差は膨大なものになります。短期の登山では気にならないかもしれませんが、長期の縦走やロングトレイル、あるいは旅を想定する場合、この燃費の良さは背負うべき燃料の総量に大きな影響を与えるはずです。

    少し大きめのポットは冬に大活躍した

    0.95Lという容量のポットは、湯戻し調理をメインにするには少し大きめですが、本格的な「山メシ」を楽しむときや、積雪期の山行では大活躍してくれました。

    積雪期は、雪を溶かすことで飲料水を確保します。雪は体積に対して多くの空気を含んでいるため、一度にたくさんの雪を投入できる大容量のクッカーがあると、効率よく水を作ることができます。さらにヒートエクスチェンジャーを備えていることで、熱が素早く伝わり、より短時間で効率的に雪を溶かすことが可能でした。

    クッカー内部は汚れにくいコーティングが施されている

    内側にノンスティックコーティングが施されているため調理中も焦げ付きにくく、使用後の清掃やメンテナンスも容易にできました。このコーティングはポットとフライパンの両方に施されているため、メイン料理に加えて炒め物を一品添えることもでき、山の食事をより豪華にできます。フライパンは深めの設計なので、食材を炒めていてもこぼれにくく、フリーズドライスープなどを作るためのカップとしても重宝しました。

    コーティングが施された内部は目盛付き。注ぎ口もあって使いやすい

    ノンスティック加工やヒートエクスチェンジャーを備えている分、重量は284gとクッカー単体としては軽量とは言えません。しかし、低燃費で効率よくお湯を沸かせることを考えれば、山行が長期になればなるほど、携行する燃料の重量差で十分にトレードオフできるはずです。このテラ ウィークエンド HE クックセットがもたらすアドバンテージはより大きなものになるでしょう。

    テラ ウィークエンド HE クックセットの主要スペック

    お気に入りポイント

    • HEにより短時間で湯沸かしができる
    • 高効率により燃料の節約ができる
    • どんなガスストーブにも対応できる汎用性
    • ノンスティックコーティングによるメンテナンスの容易さ、焦げ付きにくさ
    • 注ぎ口がついているからこぼれにくい

    気になるポイント

    • 湯戻し調理をメインにするなら容量はすこし大きめ
    • HE部に雪が付着しやすい
    アイテム名 テラ ウィークエンド HE クックセット
    収納サイズ  124 × 165㎜
    重量  284g
    材質 アルミ(アルマイト加工)、内側:ノンスティックコーティング 
    セット内容 0.95ℓポット、フライパン、メッシュケース
    参考価格 8,690円

    まとめ:「時代を超えて愛されてきた」一生モノの道具がもつ魅力

    老舗ストーブブランド、オプティマスの魅力いっぱいのアイテムを紹介しました。

    さまざまな燃料を使い分けられるNOVAは、過酷な環境下での登山に対応するだけでなく、世界を冒険をしたい人にとってうってつけの相棒と言えます。一方、123R スベアは使い込むほどに真鍮の風合いが増し、親から子、そして孫へと、何世代にもわたって引き継いでいける一生物のストーブです。そしてテラ ウィークエンド HE クックセットは、ストーブの使用頻度が高くなる雪山や長期縦走、旅でその真価を十二分に発揮してくれるはずです。

    昨今の主流である「重量」という尺度だけで道具を評価してしまいがちでしたが、軽さだけでなく燃焼効率の高さやメンテナンスのしやすさという多角的な視点で見れば、そこには大きなメリットが潜んでいます。また、タフであるからこそ過酷な環境でも信頼して使い倒すことができる。そんな道具として本来の魅力を備え「時代を超えて愛されてきた」ギアがあることを、今回のフィールドテストで改めて思い出させてもらいました。

    執筆:Yosuke.C(ヨウスケ)

    不便にならない程度に「できるだけ軽く」をモットーにバックパックひとつで行動する人。

    春から秋にかけては山奥のイワナを追いかけて渓流へ釣りに。 地上からは見ることのできない絶景を求めて山を歩き。 焚火に癒されたくてキャンプ。 白銀の山で浮遊感を味わいにスノーボード。

    20年以上アウトドアを嗜み、一年中アウトドアを自分流に楽しむフリーランスのライター。数十以上のアウトドア系WEB媒体での記事執筆経験をもとに、自身の経験や使ってみて良かった道具を発信していきます。