【NIKWAX(ニクワックス)特集】ダイジェスト動画(Part 3 その他山道具のメンテナンス編)を公開しました
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報告が少し遅れましたが、11月7日に行われたイベント『NIKWAX(ニクワックス)でお手入れ特集』ダイジェストのアーカイブ動画、最後の第3弾(その他山道具のメンテナンス編)がYoutube上に公開されています。みんな観てね!
動画のあらすじ
00:30 – 化繊のベースレイヤーの上手なメンテナンス方法
A:洗剤は「テックウォッシュ(いわゆる汚れを落とすだけの洗剤)」でいい。ただ「ウールウォッシュ」を使えばより吸水性UPなどの効果が付加されるので、面倒でなければそれを使うのもおすすめ。干すときにはなるべく直射日光を避けるべし。ポリエステルはともかくとしてもナイロンは特に紫外線に弱い。
01:55 – ベースレイヤー(特にウール)の干し方と保管のコツ
A:ベースレイヤーに限らず、ウール製品は型崩れしないように平干しが基本。
02:45 – レインウェアなどのアウターを洗う頻度は?洗い過ぎるってことはありますか?
A:(個人の意見として)以下のような感覚で洗う・洗わないを判断しています。
- 2泊3日の縦走で雨に降られました → 洗う
- 2泊3日の縦走で風よけで数回着ただけ → 洗わない
- 2泊3日の縦走で風よけで数回着ただけだけど、それなりに汗をかいた → 洗う
「洗う」という行為はウェアからみれば多かれ少なかれ痛めつけられること。汚れていないならばウェアを洗わない方が長持ちする。実際には着ている限り汚れるので洗わなければならない。ウェアのメンテナンスは必要最小限の回数行うことが長持ちのための最適解である。
05:00 – 「撥水スプレー」と「漬け込み型撥水剤」の上手な使い分け方(NIKWAXの場合)
A:全体的にかけるならば「撥水剤」を、部分的に施したい場合は「撥水スプレー」を使う。部分的につけたい場合というのは、例えば部分的についた汚れを落としたり洗ったりしたとき、あるいは表地が撥水、裏地は吸水といったハイブリッド構造のウェアなどで裏側には撥水剤をつけたくない場合等。
07:45 – 革と化繊のハイブリッド構造のグローブの上手なメンテナンス方法
A:グローブの汚れ落としには保革剤成分の入ったレザー・ファブリック両方に使用出来るシューズやギア用の「フットウェアクリーニングジェル」がおすすめ。撥水処理はレザー・ファブリックグローブ用撥水剤「グローブプルーフ」を使おう。通常の撥水剤と比べて撥水がかかってもツルツル滑りにくいようになっている。
08:40 – バックパックの上手なメンテナンス方法
A:バックパックの丸洗いは基本NG(裏のコーティングを傷つけるため)。基本的には汚れている部分をたわしなどでこすって水で洗い落とす。汚れが強い部分には洗剤に「テント&ギアソーラーウォッシュ」を使うと、洗浄力UPと共にUVカット効果が付加されるのでおすすめ(その後スプレーで撥水剤を塗布すれば完璧)。