夏でもこんなに快適でいいの?アウトドアにも普段使いにもピッタリなicebreakerのメリノウール ベースレイヤー

メリノウールは夏には向かない、そう思っていた時期が僕にもありました

メリノウールで編まれたベースレイヤー(肌着)の心地よさや快適さといったら、アウトドア好きで知らない人はいないでしょう。これまでこのサイトでも幾度となく取り上げてきました

かくいう自分にとっても、着心地が最高で汗冷えしにくくニオイにくいメリノウールは、アウトドアから毎日の肌着まで、今や毎日の暮らしに欠かすことのできない存在となっています。

ただ一方で真夏にはやや暑すぎたり、大量に汗をかくアクティビティでは乾きにくかったりなどが避けられず、どうしても活躍の場は春・秋・冬といった低温な時期に限られがち、という人も多かったのではないでしょうか。

そんな、ぼくを含めた真夏のメリノウール難民に朗報が。メリノウールの心地よさを夏でも堪能できる、優秀なベースレイヤーがicebreakerからリリースされています。早速実際に毎日着たり、トレイルを歩いてみたレビューを紹介します。

目次

icebreaker のメリノウールについて、またはぼくがicebreaker 好きな理由

メリノウールだから良いってわけではない!?

  • チクチクしない、ソフトな肌触り
  • 調温・調湿機能による理想的な温度調節(冷まし過ぎず、温め過ぎず)
  • 天然の抗菌防臭効果
  • 洗濯機で洗え、簡単な手入れ
  • UV対策にも最適

一般的なメリノウールの良さを簡単におさらいすると、上のようなことが言われています。メリノウールの着心地にやられてからというもの、これまで何十というメリノウールベースレイヤーを片っ端から試してきました。

それではっきり分かったのは、実際のところ「メリノウールだったら何でもいい」なんてことはまったくないということ。例えば同じメリノウール100%だからといってもまったく着心地が良くなかったり、1回洗っただけですぐに毛玉だらけになったり。ここ数年の急激な需要増によるものかどうかは分かりませんが、世界中のブランドがこぞってメリノウール製品を作っている昨今、その品質にばらつきが生まれてしまっているのは確かのようです。

ぼくがicebreaker のメリノウールを好む理由はここにあります。

最高の原料を、糸から最終製品まで手がけるicebreakerのメリノウール

icebreaker のメリノウール製品は、寒暖の差が激しいニュージーランドの高地で暮らすメリノ種羊の極細・高品質な原料を、糸から最終製品まで徹底した管理のもとで作られています。その確かなベースがあるから、チクチクしないソフトな肌触り・毛玉になりにくさ・サラッとした調湿性・抗菌防臭効果・洗濯も簡単など、メリノウールで一般的にいわれている利点がどこよりもしっかりと感じられます。実際に使ってわかる、細部まで行き届いた丁寧なモノづくりから生まれる品質の高さには、どこよりも高い信頼を置いています。

アウトドアからフィットネス・日常までの幅広さ、シンプルで洗練されたシルエット

はじめて知ったときにはアウトドア向けのベースレイヤーしかなかったラインナップも、今では多彩なモデルを揃え、ハードなスポーツにも、日常使いにも、あらゆるシーンで常に最高のパフォーマンスを提供してくれる。

さらに個人的にはヨーロッパ風味のスタイリッシュで洗練されたカッティングとカラーリングも、他のブランドにはない魅力です。そんな理由もあって毎年のように買い足されていった結果、今、僕のワードローブはアイスブレーカーだらけになっているのは偶然ではないでしょう。

山だけでなく日常にも合うメリノウールが多数選べるのがアイスブレーカーの良さ。

夏のハイクやランに大活躍の予感:150 ゾーン ロングスリーブ クルー

そんなicebreaker の誇る多彩なラインナップのなかから今回取り上げるのは、夏に大活躍しそうな2着。まずはガチのアスリートにもメリノウールの着心地と機能が堪能できる150 ゾーン ロングスリーブ クルー。すべてのメリノウール好きが待っていた、ランニングに本当の意味で使えるメリノウールベースレイヤーです。

150 ゾーン ロングスリーブ クルーを着て初夏の丹沢を歩く。

生地に使用されているメリノウールは「150」という太さで、最細というわけではないものの、夏も冬も幅広く対応するオールラウンド的な素材です。ナイロン芯にウール糸を巻き付けた構造は耐久性を高め、ライクラ(ポリウレタン)を混ぜることで伸縮性を高め、身体にピッタリとフィットするシルエットは激しい動きをともなう活動にはぴったり。

適度にぴったりと身体にフィットして、硬さ・窮屈感はありません。

活動量の多いスポーツシーンを考えれば、もっと細い糸を使った方がよいのでは、と考えたりもしますが、そこがこのモデルの絶妙なバランスの良さ。

決して細すぎない糸によって耐久性と保温性を確保しながら、汗をかきやすい背中や両サイド、脇下にはメッシュパネルを配置して、通気性を高めています。普通なら登りですぐ汗がびっしょり溜まってしまう背中はより乾きやすくなり、これまでのメリノウールにあった大量の汗による不快感がかなり軽減されています。

背中と脇下のメッシュは速乾性・通気性抜群。メリノなのに夏でも汗がたまらない。

一方で、サムホール付きの袖は手の甲までカバーし、冬の寒さから守ってくれます。決してポイントをはずさない、きめ細かく行き届いた配慮は、夏にとどまらず冬の高強度アクティビティでも十分使えるユーティリティ性を実現しています。

夏の間、使わずにまくっておくサムホールは寒い季節に大活躍。

すべての縫い目はフラットシームで、激しい動きでも擦れやストレスを軽減してくれます。また動きやすさを考慮したラグランスリーブによっても、ザックを背負った際の縫い目が避けられています。

激しいアクティビティを想定し、もちろん縫い目は地肌にやさしいフラットシーム仕様。

まとめ:こんな人におすすめ

はじめに述べた通り、夏の暑い時期のハイキングをはじめ、ファストパッキング、トレイルラン、クライミング、サイクリングといった短時間での活動量の高いアウトドア・スポーツに最適な特徴を備えながら、天然メリノウールの着心地の良さも体感できる、これまでにない1着です。それだけでなく、レイヤリングは前提ですが寒い季節でも対応できる準備があることも見逃せません。

ただ、こういったメッシュとのハイブリッド構造のシャツで注意したいのは、メッシュ部分は乾きがいい反面、どんどん体温が抜けていく部分でもあります。ここがむき出しのままいつものメリノウールだと安心していると、その部分から身体がどんどん冷えていきます。背面がメッシュで空間があるバックパックなどと合わせるときも要注意。効果の高いベースレイヤーですので、それに合わせた適切なレイヤリングを準備しておきましょう。

なお公式情報と購入はこちらの公式通販サイトから。

夏のキャンプでも街着でも自由自在:スフィアロングスリーブクルー

もう1着は、従来のicebreaker のメリノウールがもっている「着心地のよさ・機能性・スタイリッシュ」を、真夏のアウトドアで実現してくれる1着、スフィアロングスリーブクルー

スフィアロングスリーブクルーを着て丹沢をのんびりハイキング。

生地には「130」という再細の部類に入るウール糸を採用していますが、先ほどと同じくナイロン糸にウール糸を巻き付けるというコアスパン構造にすることで、耐久性を確保。おかげでこれだけのしなやかさ、細やかさにもかかわらず、強く引っ張ってもまったく動じません。さらに最近注目の再生繊維「テンセル」を少し混ぜることで、サラサラ・なめらかなタッチと吸湿・速乾性を高めています。

まとめると、ウールの着心地と調湿性能、ナイロンの耐久性、テンセルの清涼感・速乾性を兼ね備えるという、夏のアウトドアでの利用にマッチしたバランスを実現という感じでしょうか。実際袖を通した時には、しっとりなめらかなあの「メリノ感」は確かに感じられつつ、さらに薄さ・サラサラ感が加わって軽快さアップと、この辺のバランスの良さはさすがです。

きめ細かく編まれた極細糸のメリノウールは肌触り、着心地抜群。

素直な着心地とシルエットの袖形状。縫い目はフラットシームではないものの、肩部分はザックによる縫い目の圧迫を避けるようになっており、ハイキングなどのアクティビティでも問題ありません。

欲を言えばフラットシームの方がよかったですが、圧迫を避けた肩の縫い目はさほど気にならず。

一枚で着られるカットソーのようなシルエットはピッタリ過ぎず、かといってダボっとしすぎない、スタンダードなシルエットはクセがないのでどんなアクティビティにも合いそう。ただ少し袖は長めか。

レイヤリングを前提としたぴったりフィットではなく、一枚でも自然に着られるカットソー的なシルエット。

まとめ:こんな人におすすめ

今まで夏はポリエステルなどの化繊シャツが一番と思っていた認識をあらためるのに十分なクオリティをもった1着です。通常のベースレイヤーとして、真夏でもキャンプはもちろん、ハイキングなどのアクティビティに問題なくフィットします。さらにこなれたデザインとさわやかな着心地は街歩きなどでも大活躍してくれるでしょう。特に幅広い環境に適応してくれ、数日着ても衛生的という特徴から夏の海外旅行などには使い勝手抜群間違いなし。

これまで日常~アウトドアでヘビロテしていた同ブランドの200 オアシス ロングスリーブ クルーの隙間を埋めて1年間メリノウールを楽しませてくれる、まさにオールラウンドな夏の1着といえそうです。

なお公式情報と購入はこちらの公式通販サイトから。

 

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