僕の新たな推しボトル。山にキャンプに、ついつい持ち出したくなる保冷・保温ボトル Hydro Flask TRAIL SERIES

オレゴン州ベンド発、Hydro Flask(ハイドロフラスク)は2009年の設立以来目覚ましい成長を遂げ、今や本国アメリカで断熱ボトルカテゴリーの代名詞的存在となりました。その自然と口元が緩んでくる人懐っこいロゴや陽気でカラフルな色使いと、一方で無駄を省いた洗練された上品さからは、豊かな自然のおおらかさと先端都市の合理的な空気感が融合された”オレゴンらしさ”が溢れ、そのユニークさと独特な色気に魅力を感じずにはいられません。

その彼らが昨シーズンから打ち出した最新軽量断熱ボトルシリーズが「TRAIL SERIES」です。前々からチェックはしていたものの、今シーズンついに(?)飲み口の狭いスタンダードマウスタイプが出たのを見て満を持して入手しました。結果、春~夏のキャンプから登山まで(もちろん毎日の生活でも)大活躍。これまで自分は雪の季節以外で断熱ボトルなど持ち出したことがなかったにも関わらず、今ではもはやこれなしで旅は始まらない、そんな気さえしてくるほどドハマリし、手放せない相棒となってくれました。

もちろん機能的に優れていることは大前提ですが、ここまでお気に入りになる原因はどうやらそれだけではありません。そこで今回はそんなハイドロフラスクTRAIL SERIES スタンダードマウスタイプの魅力について書きます。

Hydro Flask TRAIL SERIES のここが好き

とにかく、とっても軽い!

持ってみた瞬間明らかに分かるその軽さは、本当に真空断熱ボトルか?と思うほどです。

公式サイトでは218gとなっていますが、それはどうやらフタを除いた重量のようで、実際にはフタ含めて実測258gでした。あの素朴なナルゲンボトル(1L)が約180gですが、それよりも少しズッシリ感があるかな?といった印象。サーモス 山専ボトル(500ml/約280g)やモンベル アルパインサーモボトル(500ml/265g)といった他の代表的な断熱ボトルと比べても、621mlという容量を考慮すると十分に軽いということが分かります。ちなみにこの500mlよりもちょっと多いという容量は、特に夏などたくさん水分を取りたいときには地味にありがたいもので、大きすぎず、小さすぎずという絶妙なサイズ感も気に入っています。

軽さだけじゃない。ついつい持っていたくなるデザイン・フォルムにベタ惚れ

気がつけば家族みんなでHFユーザーになっていた我が家では、従来のボトル、KIDS用のストロー付きワイドマウス、そして今回のTRAIL SERIESと3種類が毎朝キッチンに並んでいます。

これを見ると分かるように、最新シリーズのデザインはおなじみの滑りにくくマットな質感の独自パウダー加工を施した表面ではなく、ツヤのある削り出しの表面塗装に。おそらくグラム単位での軽量化のためでしょう。それでも相変わらずシンプルで無駄のないフォルムと垢抜けたカラーリングは健在で、バックパックの中では愛くるしい存在感を放ちます。

野外に連れ出して見ました。アーシーなカラーリングと削り出しの無骨な質感、そして無駄を省いた直線美が富士山に映えます。

コーヒーセットと一緒に。アウトドアであっても味にとことんこだわった、とっておきの一杯を淹れるなら、器にもこだわりたくなるってもんでしょう。

アウトドドアでの使い勝手もちゃんと考えられてる

カッコだけではなく実用性も十分なので、軽いハイキングだけでなくロングハイクや縦走、沢登りなどハードなアクティビティに使っても心配ありません。例えば軽量な作りながらも、耐久性・耐錆性に優れた二重構造の18/8ステンレスは、上方の素材は軽量化のために極薄に、ボトムに向かって耐久性を高めるためより厚みを増すように仕上げるなど、軽量性と耐久性のバランスを考えた構造です。

肉抜きして軽量化された持ち手がついているので、ツルツルした表面を持たず滑って落とす心配も少ないです。またバックパックのサイドポケットに収納したときなどはカラビナやストラップを通しておけば、落下の心配もありません。

先細タイプの飲み口で飲みやすい(Standard Mouthタイプ)

飲みやすさ・注ぎやすさの点からワイドマウスよりも狭い飲み口が好みであったため、このStandard Mouthタイプの登場を待っていました。ワイドマウスは特に車を運転中に飲むのが個人的に無理です(アレ誰か上手く飲める人いるのか?)。これならば直飲みするときも慌ててドバっと出てしまうこともなく、口にサイズにしっくりとフィットしてくれます。

保温力は驚異的とはいかないまでもまずまず。保冷なら真夏でも日中はキンキン

難点という程ではないのですが、保温性能自体は、驚くほど高いというわけではありません。保温性能にかけては超優秀くんのモンベル アルパイン サーモボトルと比較してみるとそれは明らか。

  • TRAIL SERIES(621ml):保温効力6時間後約70℃
  • モンベル アルパイン サーモボトル(500ml):保温効力6時間後78℃以上
  • サーモス 山専ボトル(500ml):保温効力6時間後77℃以上

95℃くらいのお湯を入れてから6時間後に再度測定してみた。触れば十分熱いけど、カップヌードルにはちょっと足りない温度。

朝っぱらに95℃くらいのお湯を入れてお昼にカップヌードルを食べようとしましたが、それはちょっと厳しかったです(アルパインサーモボトルならギリできます)。

火器を使わずカップラーメン食べたいといった極端な使い方や、厳冬期アウトドア用に機能最優先で考えるならば、モンベルやサーモスその他のイカつい断熱ボトルに軍配が上がります。ただし、冬に温かい飲み物を飲む、夏に冷たい水を飲みたいといった飲用中心のニーズなら十分すぎるほど応えてくれます。

まとめ

山で使う断熱ボトルというと、どうしてもその保温性能と耐久性といったスペックにばかり目がいきがちですが、冬山で命をあずけるというわけでもなく、より日常に近いアウトドアシーンでの利用も考えると、そこには機能性だけでなく、ずっと手元に置きたくなる親しみやすさ、何も考えず使える気軽さのような感情をくすぐる部分がより大切になってきます。その意味でHydro Flask TRAIL SERIESは、優れた機能(軽量・高耐久・清潔)に加えて毎日持ち歩きたくなる優れたデザイン性を兼ね備えた、街とフィールドを行き来する自分にとって、現在のところ最適な相棒です。

欲を言えばこの軽量シリーズで、アウトドア用にはさらなる断熱性能を、街使い用にはもう一回り小さいサイズ(18 oz?)があったら、両方買いますのでぜひ作ってくださいオネガイシマス。

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